ブースターパック
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ブースターパック(Booster Pack)は、マジックのカードがランダムに封入されたパックである。
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概要
基本セットとミラージュ以降のエキスパンションのものは、1つにつき15枚のカードが封入されており、基本的にレア1枚、アンコモン3枚、コモン11枚の率で封入されている。ただし、コモンが10枚である代わりに基本土地カードが1枚封入されているセットもいくつかある。第10版以降は豆知識カードまたはトークン・カードが1枚追加で封入されるようになり、実質16枚となっている。
しかし、WotCはパック内のレアリティによる封入比率を公式に認めておらず、保証もしていない。封入されているカードが15枚でなかった場合は交換に応じてくれるが、もしパックにレアカードが入っていなくても応じてくれない。これはリミテッドにおいても同様である。
また、リバイズドまでの基本セットのブースターパックには、レア枠を含めてランダムに基本土地カードが入っている可能性がある。ベータ、アンリミテッドでは1パック中にレア枠に3.31%、アンコモン枠に21.5%、コモン枠に38.02%の比率で、リバイズドではアンコモン枠に21.5%、コモン枠に38.02%の 比率で入っている可能性がある。 なお、それらは各レアリティの印刷シート上に基本土地カードも合わせて印刷されていたためであり、ベータにおけるレア枠に入っている可能性があるのは島/Islandのみとなる。他のレアリティ上においては5種類すべてが分布している。
一方、以下のエキスパンションのブースターパックは1つにつき8枚のカードが入っている。稀少度の配分はアンコモン2枚、コモン6枚だが、アンコモンやコモンの中でも変則的な稀少度が設定されている。
アライアンスとクロニクルは12枚入り。アングルードは10枚入りである。
- カードの中には、ゲーム中にブースターパックを開封させるものもある。⇒Booster Tutor
- ソートが存在し、カード群の組み合わせが決まっている。カードはその枠組みの中からランダムに選ばれている。
コンパクトブースター
2009年にコンパクトブースターが発売された。これは販売経路拡大を目的とした廉価版である。アメリカではコンフラックスから先行販売されたが、日本にも基本セット2010とゼンディカーが12月18日に発売。イニストラード発売時点では新たなるファイレクシアを最後とし、基本セット2012からは販売されていない。1パックにつき6+1枚のカードが封入されており、アンコモン1枚、コモン3枚、基本土地1枚、完全ランダム1枚のゲームカード、それに豆知識カードまたはトークン・カードいずれか1枚によって構成されている。
まれにだがコモン5枚というパックもあるが、逆にアンコモンが3枚やレアが2枚などといったパックはないとされ、ブースターやスターターにもあるようにエラーパックの範疇と思われる。
- ランダムカードの封入比率としてはレア:アンコモン:コモンで2:1:2となり、コンパクト5パックでブースター2パック分の設定。さらに神話とレアでは通常どおりに1:8の比率となり、期待値では20パックにつき神話が1枚ということになる。
ブースターバトルパック
2011年に発売される基本セット2012からブースターバトルパックが9月9日に発売される(英語版のみ)(参考)。