Caw-Go
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Caw-Goは、ミラディンの傷跡参入後のスタンダードに登場した、戦隊の鷹/Squadron Hawkを採用した青白コントロールの一種。どちらかというとクロック・パーミッションに近い。
名前の由来は、鳥の鳴き声の擬音語である「Caw」と、ドロー・ゴーをかけたものである。
概要
クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
戦隊の鷹が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから《戦隊の鷹/Sqadron Hawk》という名前のカードを最大3枚まで探し、それらを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]:カードを3枚引く。その後、あなたの手札のカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。
戦隊の鷹/Squadron Hawkは、精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorとのシナジーによる手札供給、チャンプブロック、対戦相手のプレインズウォーカーへの牽制、全体除去後の戦線の再構築、装備品などのバックアップを受けてのフィニッシャーと、多種多様な働きを見せる。
その他は通常の青白コントロールと同じく、除去やカウンター、各種プレインズウォーカーが採用される。元来ビートダウンに対して強かった青白コントロールが、さらに青系コントロール対決での強さを模索した結果の一つであると言えるだろう。
登場当初は青白コントロールのバリエーションの一つとしか見られていなかったが、ミラディン包囲戦での饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famineの登場により爆発的に強化され、またたく間にスタンダードのトップメタとなってしまった。こちらのタイプに関してはCaw-Bladeを参照。
サンプルレシピ
- 備考
- 世界選手権10 スタンダード部門全勝 (参考)
- 使用者:Brian Kibler
- フォーマット
- 4枚投入が基本だったマナ漏出/Mana Leakを2枚まで削り、呪文貫き/Spell Pierceを優先している。
- このデッキはもともと浅原晃が生み出したもので、それがBrad Nelsonの目に留まり、Kiblerの手に渡ってこの姿となった(参考)。Caw-GoがCaw-Bladeとして広く活躍を見せるようになるのはミラディン包囲戦後であるが、饗宴と飢餓の剣などが追加される以前に、「戦隊の鷹を軸に据えた青白コントロール」の可能性に気づいていた彼らの着眼点は非常に興味深い。