Ashnod's Coupon
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Ashnod's Coupon (0)
アーティファクト
アーティファクト
(T),Ashnod's Couponを生け贄に捧げる:プレイヤー1人とドリンク1本を対象とする。そのプレイヤーは、そのドリンクをあなたのために取ってくる。あなたはそのドリンクに必要なあらゆるコストを支払う。
早い話が、相手に飲み物を買ってきてもらうアーティファクト。そのためこのカードには「ジュース」「パシリ」などの俗称が存在する。
ただし費用はこちら持ちなので、あまりにも入手困難な飲み物を指定するとその購入にかかった費用でこちらが苦しむことになる。
- ミラディン登場後には、精神隷属器/Mindslaverと寄付/Donateを使うことで、対戦相手に費用を支払わせるマネデスと呼ばれるコンボが(半ば冗談で)考案された。
- このコンボを成功させるために、ヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orreryを使用してコントロールしているターンのうちに寄付/Donateをしたり、若干確実性が落ちるが、別の能力でタップをしてから寄付/Donateするという方法が考えられる。
- しかしその後のアンヒンジドのR&D's Secret Lairを用いることによって、お手軽にマネデスをすることも可能になった……と思いきや、このエラッタはカードに印刷されているので残念ながらコンボとしては機能しない。
- ドリンクを対象としているため、売り切れていた場合は立ち消えとしてあきらめるしかない。お互いに悲しい結末である。
- 2004年のアリーナ・リーグプロモとして、新枠版のこのカードが配布された。(カード画像)
ルール
Unglued Rulings Summary(相良守人訳)より引用。
- ドリンクはプレイヤーにとって合法な対象を取らなければいけない。
- 他の誰かのドリンクを対象に指定することはできるが、あなたがコストを支払いに出向くまでいかなるコストが必要とされるか分かりません。
- ドリンクがあなたの手元に来るまで、この効果は解決されない。
- 全ての地域、州、連邦、国家の法律が適用される。
- 手に入れるために不経済な手段を用いなければならないようなドリンクを持ってくることを強要することはできない。
- 例えば、ハワイでしか買えないドリンクを持ってくることを強要することはできない。しかし、旅費をあなたが支払うのならば、喜んで買ってきてくれるだろう。
- 誰かに法を破ることを強要することはできない。例えば、未成年者にアルコール飲料を買わせるなど。
- これには、飲食禁止の場所へ飲み物を持ち込むこと、あるいはそれに類するルールや法を犯すことも含まれる。
- 何らかの安全でない行為を強要することはできない。
フレイバー・テキスト
Limited time offer. Void where prohibited. Limit one per purchase. Valid only in participating duels. This coupon is nontransferable and invalid if shattered, crumbled, detonated, pillaged, or otherwise disenchanted. Cash value less than 1/20 of a cent. Offer not valid in Quebec, Rhode Island, or where prohibited by law or the DCI.
時間制限あり。立ち入り禁止の場所は避けること。1回の購入につき一個だけ。参加するデュエルにおいてのみ有効。このクーポンは譲渡できません。粉砕/Shatterされた、崩壊/Crumbleされた、爆破/Detonateされた、略奪/Pillageされた、ほか解呪/Disenchantされた場合無効です。実際価格は1セントの1/20未満です。ケベック州(カナダ)、ロードアイランド州(米北西岸)、あるいは法律によって立ち入り禁止の場所や、DCIによって禁止された場所では、この申し出は無効。
フレイバー・テキストはルールに影響しないので、もちろん、崩壊だろうが爆破だろうが、能力をプレイしてしまえば有効。……と言いたいところだが、アングルードだからどうかわからない。
- ケベック州とロードアイランド州で無効であるのは、DCIが両州に住む人が好きではないから(MTG-L NetRep Reply 415より)。