硬化した鱗
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硬化した鱗(Hardened Scales)は、硬化した鱗/Hardened Scalesと+1/+1カウンターに関するカードのシナジーを中心に据えたビートダウンデッキの総称。単に鱗(Scales)とも。主にマジック・オリジン参入後のスタンダード環境に存在する。
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概要
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャーの上に+1/+1カウンターが1個以上置かれるなら、代わりにその数に1を足した数の+1/+1カウンターをそれの上に置く。
クリーチャー — ハイドラ(Hydra)
トランプル
プレイヤーが呪文を1つ唱えるたび、マナ喰らいのハイドラの上に+1/+1カウンターを1個置く。
インスタント
以下から2つを選ぶ。
・インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とする。このターン、それが与えるすべてのダメージを軽減する。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはエンチャントを1つ生け贄に捧げる。
・クリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
・あなたがコントロールするクリーチャー1体とあなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う。
硬化した鱗/Hardened Scalesを設置し、自分自身に+1/+1カウンターを置く能力を持つ搭載歩行機械/Hangarback Walker、毅然さの化身/Avatar of the Resolute、マナ喰らいのハイドラ/Managorger Hydraなどのサイズを引き上げることを狙う。+1/+1カウンターを置きながらビートダウンをサポートできるドロモカの命令/Dromoka's Commandや抵抗の妙技/Feat of Resistance、回避能力を付与するアブザンの鷹匠/Abzan Falconerもよく使われる。
タルキール覇王譚参入直後はほとんど活躍できなかったが、マジック・オリジンから搭載歩行機械とマナ喰らいのハイドラを獲得したことで、少数ながらも環境に姿を見せるようになった。その後はローテーションにより不動のアジャニ/Ajani Steadfastなどを失うも、引き続き環境に存在している。
主に緑白2色で組まれるが、戦乱のゼンディカー参入後はフェッチランド+バトルランドの組み合わせにより色を増やすのが容易になったため、他の色をタッチしたものも登場している。
サンプルレシピ
マジック・オリジン後
- 備考
- ワールド・マジック・カップ15大阪予選 準優勝 (参考)
- 使用者:山田拓也
- フォーマット
- マジック・オリジン参入後のもの。
戦乱のゼンディカー後
- 備考
- グランプリインディアナポリス15 ベスト8 (参考)
- 使用者:David Phelps
- フォーマット
Bant Hardened Scales [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 戦乱のゼンディカー参入後(ローテーション直後)のもの。頑固な否認/Stubborn Denialのために青がタッチされている。