極楽鳥/Birds of Paradise
提供:MTG Wiki
マジック創世記から存在する、緑のマナ・クリーチャーの象徴ともいうべきカード。 通称、バッパラ(もしくはバーパラ)。 第5版までは「マナ・バードの召喚」であったため、昔からのプレイヤーは「マナバード」とも。
パワーが0なので装備品などを使わない限り戦闘には向かないものの、1マナで出せ、好きな色のマナ1点を出せる能力は、緑を中心とした多色デッキを作る上で欠かせない。
また、飛行持ちなので忍術のタネになったり巨大化/Giant Growthやブランチウッドの鎧/Blanchwood Armorなどで強化して殴りかかってくる場合もあるので注意。 ウルザ・ブロック参入後は7/8飛行、時のらせん後は5/6飛行被覆になって相手を撲殺している光景をよく見かけた。 飛行が苦手な緑にしては、「1マナでペナルティのない飛行クリーチャー」という点だけでもある意味破格と言えるのかもしれない。
- 実は第6版までのイラスト[1]は、本来Tropical Islandのために描かれたものである。妙に鳥が目立っていたため、土地のイラストとしては没になってしまった。そしてこのカードは、そのイラストのために、イラストに合わせてデザインされたものだったりする。つまり、そのイラストがTropical Islandに適切なものであったなら、第8版まで皆勤賞であり続けたマジックの基本カードは存在していなかったかもしれないのである。
- 第9版に再録されなかったかわりに、直後に発売した大型エキスパンションであるラヴニカ:ギルドの都に収録されている(というより、この再録を前提として第9版から落ちている)。WotCが、環境にラノワールのエルフ/Llanowar Elvesと両方存在するのは構わないが、基本セットに両方は収録したくない、と考えたかららしい。
- ラヴニカへの収録によりはじめてフレイバー・テキストが加わった。