吠えたける鉱山/Howling Mine
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各プレイヤーのドローが増加するアーティファクト。基本セット2010まで皆勤賞。
自分は2マナと手札1枚という出費があるのに対し、対戦相手は何もしなくてもドローが増えた形になるので、そのままでは単純にカード・アドバンテージを失うだけである。また、普通に出すと対戦相手のドロー・ステップが先に来て対戦相手が先に恩恵を受けるため、考えなしに使ってもうまくいかない。
このディスアドバンテージを埋めるには、以下のような手段が考えられる。
- アンタップ状態でないと効果が発揮されない点を利用し、氷の干渉器/Icy Manipulator、オーリオックの貫通者/Auriok Transfixer、秘宝の障壁/Relic Barrierなどで対戦相手のターン中だけタップしてしまう。
- フルバーンデッキなどの、対戦相手とのアドバンテージ差があまり関係ないデッキで使う。
- ステイシスなどの、特定のカードが引ければ対戦相手をアドバンテージ差ごと封じ込められるデッキで使う。→ターボステイシス
- 対戦相手が得るアドバンテージを逆手に取って、黒の万力/Black Vise等の手札枚数を参照するカードと組み合わせる。→ヴァイスエイジ、ハウリング・オウル
関連カード
主な亜種
- ボガーダンの金床/Anvil of Bogardan - 引いた後、1枚捨てることを要求する。(ビジョンズ)
- 三日月の神/Kami of the Crescent Moon - 伝説のクリーチャー版。(神河救済)
- 歩く書物/Walking Archive - アーティファクト・クリーチャー。+1/+1カウンターの数、自分のアップキープに引く。(2)(W)(U)でカウンターを追加できる。(ディセンション)
- 栄華の儀式/Rites of Flourishing - 緑のエンチャント。追加で土地を一枚置けるようになる。(未来予知)
- 悪意に満ちた幻視/Spiteful Visions - 黒赤混成のエンチャント。カードを引く度に1点のダメージを与える。(シャドウムーア)
- 神話の水盤/Font of Mythos - マナ・コストも効果も2倍。タップ状態でも効果を発揮する。(コンフラックス)
- 寺院の鐘/Temple Bell - 基本セット2011で吠えたける鉱山と入れ替わる形で登場。1マナ重いが、ドローが起動型能力になり調整しやすくなった。(基本セット2011)
- 精神破壊者、ネクサル/Nekusar, the Mindrazer - 伝説のクリーチャー。相手がカードを引く度に1点のダメージを与える。(統率者2013)
- クルフィックスの指図/Dictate of Kruphix - 青のエンチャント。瞬速を持つ。(ニクスへの旅)
- 発想の井戸/Well of Ideas - 青のエンチャント。CIP能力で2枚引ける。自分だけは追加ドローが2枚。(統率者2014)
主なデッキ
このカードを組み込んだデッキは「ターボ〜〜」と呼ばれる事が多い。
その他
- 第10版を選ぼうのイラスト投票に出場し、新たなイラストとなった。
- このカードのドイツ語版は誤訳と考えられる。"Verborgenes Wissen"は訳すと「隠された知識」となる。初めてドイツ語版マジックが出たのはリバイズドで、初めての翻訳である以上、非難はできないが、おそらくカードの効果と、言われてみないと鉱山とは分からないイラストから誤訳が導かれたものと思われる。