Ramses Overdark
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) 暗殺者(Assassin)
(T):エンチャントされているクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
4/3限定的な破壊能力を持つ伝説のクリーチャー。サイズ、能力ともに中途半端であり、後にウルザ・ブロックでエターナルエンチャントが作られるまではあまり注目されてはいなかった。
これが戦場にいることで、オーラを除去として利用できる。 エターナル・エンチャントとのギミックにより、マナだけで毎ターンクリーチャーを除去できることになる。例えばマナ・コスト(1)(黒)の落胆/Despondencyが、間接的に「毎ターン使える恐怖/Terrorもどき」として機能する。
システムクリーチャーとはいえ、6マナもかけるのであればもう少し攻撃力のあるものを選びたいところ。黒単色で使える戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadfulの方が役立つことが多いだろう。
リミテッドで繰り返し使える除去は強力なのだが、クリーチャー故の脆さ、重さなど使いづらさも目立つため、投入には一考を要する。自分か相手がオーラを複数使うなら、優秀なシステムクリーチャーとして機能するだろう。
- 2007年9月サブタイプ変更で人間・暗殺者のクリーチャー・タイプを獲得した。
ストーリー
Ramses Overdark(ラムセス・オーヴァーダーク)はレジェンドサイクル2小説3部作(Assassin's Blade、Emperor's Fist、Champion's Trial)で主人公テツオ・ウメザワ/Tetsuo Umezawaの敵役となったキャラクター。ニコル・ボーラス/Nicol Bolasが皇帝として君臨するマダラ帝国/Madaran Empireの暗殺組織の首領である。人間男性。単にDark(ダーク)とも呼ばれる。(イラスト)
ラムセスは筆頭守護のテツオ・ウメザワや将軍の竜公マーホルト/Marhault Elsdragonと並ぶ帝国の要職につく人物で、後に皇帝の片腕として帝国摂政の地位に就いた。首領として数多の暗殺者を手足として使うだけに止まらず、黒と青の秘術の使い手でもある。