貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra

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2018年4月20日 (金) 16:06時点における肉屋のレバー串 (トーク | 投稿記録)による版
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Ravenous Chupacabra / 貪欲なチュパカブラ (2)(黒)(黒)
クリーチャー — ビースト(Beast) ホラー(Horror)

貪欲なチュパカブラが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。

2/2

戦場に出たときにクリーチャー殺害/Murderする187クリーチャー。20年の時を経て、最もシンプルな形に生まれ変わったネクラタル/Nekrataal

シンプルながらその堅実な強さはネクラタルのお墨付き。クリーチャー破壊しつつ戦場に現れ、適当なクリーチャーと相打ちするだけで1:2交換が狙える。過去の同系カードと比べて対象に制限がなく、それらのように同士の戦いで腐ることがないのが嬉しい。どちらかといえばミッドレンジ寄りだが、ビートダウンコントロールいずれにも入り得る、汎用性の高いカード。

登場時点のスタンダード破壊不能機体など相性の悪いカードが使われている環境だが、黒緑巻きつき蛇グリクシスカラーのミッドレンジといった黒寄りのデッキで数枚採用されている。前者では造命師の動物記/Lifecrafter's Bestiaryなどのために生物の数を減らし過ぎない点を、後者ではスカラベの神/The Scarab Godで再利用できる相性の良さを買われている。

リミテッドでも適当に使ってもアドバンテージを得られる優秀なカード。トークンに負けないタフネス2を保持しているのも嬉しい。ダブルシンボルが問題なく入るなら是非採用すべき。

  • 対象対戦相手コントロールしているクリーチャーに限定されており、また一部の187クリーチャーのような任意効果でもない。Magic Online上での操作が煩雑にならないよう意識していることが伺えるリメイクである。
  • レアリティの違いはあれど、同時に収録されている刺突/Impaleと全く同じマナ・コストで2/2が付いてきており、そちらの立場がない。
    • 公式ハンドブックにも「全力で刺突/Impaleに謝って欲しいランキング、第1位」と書かれており、当のこのカード自身も5段階評価中、リミテッド、構築共に5つ星という最高の評価を受けている[1]
  • 4コストの腐りにくい除去を持ったクリーチャーとしては火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuが連想され、公式ハンドブックでも言及されている[1]。あちらは文明がであり4点火力なのでタフネス5以上は焼き切れないが、シングルシンボルでありパワーが4あるという差別化点が存在する。

参考

  1. 1.0 1.1 真木孝一郎『マジック:ザ・ギャザリング イクサランの相克公式ハンドブック』(ホビージャパン、2018年1月19日初版)p.40 ISBN 9784798616087
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