ゴキブリの大群/Brood of Cockroaches

提供：MTG Wiki

戦場から墓地に落ちたら、ライフを糧に手札に戻ってくるゴキブリ。

死を恐れないアタッカー/ブロッカーとしてそれなりに有望だが、それだけではサイズ面・コスト面で使いづらい部類。生け贄に捧げるカードや頭蓋骨絞め/Skullclampなどと組み合わせて使いたい。

• 誘発条件は、このクリーチャーが戦場からあなたの墓地に置かれたとき。オーナー≠コントローラーの状態で死亡したら、どちらのプレイヤーの下でも能力が誘発することはない。
• ライフを失って手札に戻すのは強制である。
• 後のポータルでは、マナ・コストが高くなった代わりに手札への復帰にライフが不要になった、無数のゴキブリ/Endless Cockroachesが作られている。確かに、「1匹見たら30匹はいる」と言われる生き物らしい能力ではある。
• マジック：ザ・ギャザリング初のゴキブリ・カード。ファンタジー色が強い後の無数のゴキブリ、巨大ゴキブリ/Giant Cockroachと違い、現実味のあるこちらのイラストの方が耐えられないという人もいるだろう。

それはまるで、かすかな地震のなか、無数のオリーヴの実を並べたベッドに目覚めるようなもの。

― アファーリー「語り」.

参考

• ゴキブリ（カード名百科事典）
• カード個別評価：ビジョンズ - アンコモン