魂火の大導師/Soulfire Grand Master
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Soulfire Grand Master / 魂火の大導師 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk)
クリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk)
絆魂
あなたがコントロールするインスタント呪文とソーサリー呪文は絆魂を持つ。
(2)(青/赤)(青/赤):このターンに次にあなたがあなたの手札からインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるなら、それを解決するに際し、そのカードをあなたの墓地に置く代わりにあなたの手札に加える。
2マナ2/2の基本性能に加え、絆魂、インスタントとソーサリーに絆魂を付与、インスタントとソーサリーに擬似バイバックを付与、という3つのメリット能力持つ、優秀な熊。
常在型能力は火力呪文をドレイン呪文に変換するようなものであり、自身の絆魂も相俟ってダメージレースを大きく有利にすることができる。
起動型能力は起動コストが重く序盤は使いにくいが、土地の伸びた終盤の消耗戦において活躍するだろう。除去を使い回せば盤面をどんどん有利にできるし、火力なら常在型能力と合わせてライフ差を付けられる。対戦相手が重いデッキならカウンター呪文や、除去の薄いビートダウンなら濃霧/Fog系呪文を使い回せばソフトロックが掛かる。
スタンダードに豊富に存在する召集や探査などコストを軽減できる呪文は、起動コストのマナを残しやすいという点で相性が良い。かき立てる炎/Stoke the Flamesを筆頭とした火力呪文を多数擁するジェスカイアグロや赤白アグロなどで採用される可能性がある。カードプールによっては時間のねじれ/Time Warpなどの(自身を追放しない)追加ターン獲得呪文を使い回して無限ターンを得ることも可能。
- アジャニの陽光弾手/Ajani's Sunstriker、ボロスの猛犬/Boros Mastiffそれぞれの上位互換。
- 全体火力を撃つととんでもない回復量になる。例えば地震/Earthquakeなら、最低でも対戦相手、自分自身、魂火の大導師の3体にダメージを与えるので、自分が受けるダメージを差し引いてもXの2倍回復。クリーチャーが並んでいたり多人数戦だったりすると回復量は跳ね上がる。統率者戦などで決まれば大きく有利を取れるだろう。
ルール
- 呪文に絆魂を与える能力
- インスタント・呪文とはスタック上にあるインスタント・カード、またはコピーのことである(ソーサリー・呪文についても同様)。例えば、圧倒する雷/Resounding Thunderのサイクリング誘発型能力によってダメージを与えた場合は、ライフを回復することはできない。
- 夜の衝突/Bump in the Nightなどのライフを失わせる呪文では、ライフを回復することはできない。
- ダメージの発生源に注意。例えば、あなたを対象とした対戦相手のショック/Shockを跳ね返す掌/Deflecting Palmで跳ね返した場合は跳ね返す掌が発生源となるため、ライフを2点回復できるが、危害のあり方/Harm's Wayで移し変えた場合は対戦相手のコントロールするショックが発生源であるため、ライフを回復することはできない。
- 呪文を手札に戻す能力
- この能力はバイバック同様、解決の最終段階で呪文が墓地に置かれることに対する置換効果を生成する。
- 呪文が打ち消されるなどして解決に至らなかった場合、その呪文は手札に戻ることはない。
- 時間への侵入/Temporal Trespassなどの解決時に自身を追放する呪文を手札に戻すことはできない。
関連カード
サイクル
運命再編の、神話レアのクリーチャーのサイクル。いずれも起動コストに混成マナ・シンボルが含まれる起動型能力を持つ。
- 魂火の大導師/Soulfire Grand Master
- 奔流の精霊/Torrent Elemental
- 粗暴な軍族長/Brutal Hordechief
- 大いなる狩りの巫師/Shaman of the Great Hunt
- 始まりの木の管理人/Warden of the First Tree
参考
- Back to the Soulfire Future/バック・トゥ・ザ・ソウルファイア・フューチャー(Daily MTG、ReConstructed、文:Gavin Verhey、訳:三輪祐介)
- 魂火/Soulfire(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:運命再編 - 神話レア