吸血能力
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吸血能力(Vampire Ability)は、クリーチャーにダメージを与え、なおかつそのクリーチャーが墓地に置かれる事で自身が強くなる能力の通称である。主に自身に+1/+1カウンターが乗る。マジック最古参の吸血鬼・センギアの吸血鬼/Sengir Vampireが持つ「吸血」をモチーフにした能力であるためこの名が付いており、他にもいくつかの吸血鬼が同様の能力を持つ。
Sengir Vampire / センギアの吸血鬼 (3)(黒)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
このターン、センギアの吸血鬼によってダメージを与えられたクリーチャーが死亡するたび、センギアの吸血鬼の上に+1/+1カウンターを1個置く。
戦闘を中心に力を発揮し、またそのためリミテッドで効果が高い能力。ブロック時にはサイズ拡大、攻撃時にはチャンプブロックがしづらくなるという間接的回避能力の側面が強い。ただし、吸血鬼の多くは始めから飛行を持っているため、攻めていく場合にはあまり役に立たない能力でもある。
吸血の抱擁/Vampiric Embraceによってこの能力を得ることもできる。
- Baron Sengirなど一部の吸血鬼は、他のものより強力な特殊吸血能力を持つ。メフィドロスの吸血鬼/Mephidross Vampireや呪われたミリー/Mirri the Cursedがこれに該当する。
- あくまでダメージを与えていたクリーチャーが墓地へ行けば誘発する能力であり、必ずしもこれを持つクリーチャー自身が致死ダメージを与えて破壊する必要はない。例えばティム化させることにより、ダメージを飛ばした後に除去したり、戦闘で死にそうな対象に打ち込むといったテクニックも可能になる。
- 吸血鬼ではないがこれに似た能力を持つというカードも多い。
戦利品狩り/Trophy Hunterやアクセルロッド・グナーソン/Axelrod Gunnarsonなど。