タクタクの潰し屋/Tuktuk Scrapper
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クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 工匠(Artificer) 同盟者(Ally)
タクタクの潰し屋か他の同盟者(Ally)があなたのコントロール下で戦場に出るたび、アーティファクト1つを対象とする。あなたはそれを破壊してもよい。これによりそのアーティファクトが墓地に置かれる場合、タクタクの潰し屋はそのアーティファクトのコントローラーに、あなたがコントロールする同盟者の総数に等しい点数のダメージを与える。
2/2自身か他の同盟者によって、アーティファクト破壊のETB能力が誘発するゴブリン・工匠・同盟者。同時に、そのコントローラーへ自軍の同盟者の数に等しいダメージも与える。
アーティファクト対策としてはやや重く、単体ではソーサリー+1点ダメージなので、粉砕/Shatterと比べても1マナ相当の効果+変異クリーチャーといった具合でやや物足りない。3体ほど並べれば溶岩の撃ち込み/Lava Spike相当で合わせて2マナ相当の効果となり、残りのマナ・コスト分は後のファルケンラスの肉裂き/Falkenrath Reaverに等しくなるため、妥当なコスト設定と言える。うまくすれば複数回使用してさらなるアドバンテージやダメージソースにもなり得る。
スタンダードでは同盟者デッキにおいて、メインデッキかサイドボードに3枚ほどが採用された。また、出産の殻(および欠片の双子とのハイブリッド)でも同様の用法で一枚挿しされる事があった。
アーティファクトを破壊できるゴブリンは他にも何体かいるが、赤単色かつ(ETBで)即座に割れるという点において長らく唯一の存在であった。このためレガシーのゴブリンデッキでは、4マナという重さでありながら、緑マナが必要・ゴブリンの戦長/Goblin Warchiefとディスシナジーがあるブリキ通りの悪党/Tin Street Hooliganより優先される事が多く、しばしば一枚挿しで採用されてきた実績がある。基本セット2019の参入以降は、同様の役割を担いながらも総合的なコスト・パフォーマンスで大きく勝るゴブリンの損壊名手/Goblin Trashmasterが登場したため、こちらに席を譲る事になるか。
- 破壊したアーティファクトが墓地に置かれたときのみダメージを与える。