上位の狐、呪之尾/Rune-Tail, Kitsune Ascendant
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サイクル中でおそらくもっとも地味なカード。
反転するとクリーチャーへのダメージをすべて軽減できる。
クリーチャー戦が主体となるリミテッドでは反転できれば強力。 ただ、そのためにはライフを10点以上得なければならない。 野の源獣/Genju of the Fieldsなどで継続的にライフが確保できることが前提となるので、それらがない限りは3マナ2/2バニラとして使うことになる。 それで伝説のクリーチャーとは、レジェンドに出てくる理不尽に弱いバニラレジェンドを思い出す。 ただ同神河ブロックにある、狐の癒し手/Kitsune Healerや永岩城/Eiganjo Castleなどの補助は生かせる。
かと言って構築で使うのも難しい。 クリーチャーを守る呪文、ライフを得る呪文にデッキのスペースをとられてしまうためだ。 また、除去をダメージに頼らない白コントロールや黒コントロールが相手だと、反転させるメリットがなくなってしまうことも一因。
3マナ2/2とサイズはそこまで悪くないが、問題は大量にライフを得るウィニーができるかどうか。 神河ブロックに続くラヴニカ・ブロックでライフ獲得の選択肢が広がり、反転の 可能性は増えたが、まだ実戦レベルには至らないようだ。
サイクル
- 上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant
- 上位の大峨、苦御/Kuon, Ogre Ascendant
- 上位の人間、焔村/Homura, Human Ascendant
- 上位の大蛇、ささ弥/Sasaya, Orochi Ascendant