化学防護服(中古)/Hazmat Suit (Used)
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化学防護服(中古)/Hazmat Suit (Used) (3)(黒)エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+2/+1の修整を受けるとともに威迫を持つ。
プレイヤーの皮膚や指の爪がエンチャントされているクリーチャーに触れるたび、そのプレイヤーは2点のライフを失う。
透かし:卑怯な破滅軍団/League of Dastardly Doom
アーティスト:Michael Phillippi
Vile Bileにまみれた使い古しの防護服を着こみ、「皮膚か爪」で触れてしまうとライフを失ってしまう能力を与えるオーラ。恐ろしく汚れているおかげか、クリーチャーにブロックされにくくなり、与える精神的ダメージも増加する。
性能的には荒々しい渇望/Untamed Hungerそのままに、マナ・コストが1マナ増えたうえライフを失いかねないデメリットがついたもので、強化オーラとしてはあまり優秀とは言い難い。そもそも対戦相手はあなたのカードに触れる必要がないので、基本的にライフを失うのはタップ・アンタップのたびにカードに触れる必要のあるあなた自身となる。それでもUnstableのリミテッドでは貴重な回避能力を与えるカードに違いなく、ライフ損失を覚悟しつつ使っていくことになるだろう。
このままではただのデメリット付きオーラに過ぎないので、ここは対戦相手に触れてもらうように一計を案じてみたい。テキストの確認を求められた際に手に取って読ませるとか、完全に普通の肘掛け椅子/Entirely Normal Armchairをこのカードの下に完全に隠してしまうのもいいだろう。対戦相手がコントロールしているクリーチャーに付けた場合、残りライフに余裕がない状況なら相手はそのカードに触れにくくなるので、リスクはあるが横柄/Insolenceっぽい妨害オーラとして機能する。
- Unstableのリミテッドに参加する際は手袋を持参していこう。ゴム手袋がフレーバー的に望ましい。
- エンチャントする際は、エンチャント先のクリーチャーに触れながらエンチャントしないように注意しよう。
- 魔法の言葉/Magic Wordを重ね張りされるとかなり苦しい。アンタップ・ステップのたびにライフロスを強要されてしまう。
- 対戦相手が動くライブラリー/Animate Libraryを使っているのなら、これを重ね張りしてやるとカードを引くたびにライフロスを強要できる。ただし、高いパワーと回避能力の相性が抜群なのでリスクはある。
- これがついたクリーチャーを別探索/Side Questで「手渡しで」送り付けると相当嫌な顔をされるだろう。状況によってはそのまま向こう側のゲームが終わってしまうかもしれない。
- テキストでは手の指の爪(Fingernail)と指定されている。従って足の指の爪(Toenail)では能力は誘発しないはずである。……かなりおすすめできないが。
- コモンなので、リミテッドでは戦場がこのカードだらけになってしまうこともあり得る。あまり想像したくない。
- たとえカードの状態がジェムミントでも中古(Used)であることは変えられない。
ルール
- このカード自体に触れてもライフは失わない[1][2]。ライフを失うのはエンチャントされているクリーチャーに触れたときである。
- カードスリーブでライフを失うことを防ぐことはできない。銀枠ルールのもとでは、スリーブは「触れる」効果においてカードの一部として扱われる[1]。
- 皮膚や指の爪がカードやそのスリーブに触れていない限り、ライフを失うことはない。シャツやハンカチや手袋や義手を使えば皮膚や指の爪で触れることなくカードを動かすことができる[1][3]。
- エンチャントされているクリーチャーを持って対戦相手に触れることでは、対戦相手のライフを失わせることはできない[1]。これはVile Bileにおいて、ライフを失うのは「あなたが触れたとき」であり、「あなたが触れられたとき」ではないという裁定ができているためである。
- 従って、カードを持って対戦相手を追い回しても意味がない。
- どっちの手にクローン機/Handy Dandy Clone Machineで生成されたホムンクルス・トークンにこれをエンチャントした場合、もう一方の手で触れない限りライフを失わない。トークンを表している手は、その手自身に触れていない[4]。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 Unstable FAQAWASLFAQPAFTIDAWABIAJTBT/『Unstable』 よくある質問とそうでもない質問とめったにないだろうけど一応答えておく質問集(News 2017年11月22日 Mark Rosewater著)
- ↑ Blogatog(Mark Rosewaterのブログ)
- ↑ Blogatog(Mark Rosewaterのブログ)
- ↑ Blogatog(Mark Rosewaterのブログ)