オーガの貧王/Ogre Slumlord
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Ogre Slumlord / オーガの貧王 (3)(黒)(黒)
クリーチャー — オーガ(Ogre) ならず者(Rogue)
クリーチャー — オーガ(Ogre) ならず者(Rogue)
他のトークンでないクリーチャーが1体死亡するたび、あなたは黒の1/1のネズミ(Rat)・クリーチャー・トークンを1体生成してもよい。
あなたがコントロールするネズミは接死を持つ。
ネズミに接死を付与する能力に加え、クリーチャーが死亡するたびにネズミ・トークンを生み出す能力も持つ、ネズミのロード的クリーチャー。
P/T修整こそ与えないものの、接死が与える影響は生半可なサイズ修整よりもはるかに大きい。ネズミはたいてい小粒だが接死があればどんな大型クリーチャーとも相討ちが取れるようになり、しかもそうやってクリーチャーが死亡すればするほどさらにネズミ・トークンを生み出せる。即効性こそ無いものの、ネズミを適当に展開して適当に戦闘をしているだけで対戦相手のクリーチャーだけがみるみる減っていくことになるだろう。
しかしネズミは所詮ネズミであり、1/1に過ぎないので過信は禁物。対戦相手のフライヤーとすれ違いのダメージレースになれば相当不利であるし、拘留の宝球/Detention Sphereや集団疾病/Illness in the Ranksなどであっさり全滅することも珍しくない。また貧王を除去された場合には頼みの綱の接死を失い、簡単に踏み潰されてしまうことになる。このカードを中心としたネズミ・デッキを組むならば、それらの弱点に対するケアは必須と言える。
- 対戦相手のクリーチャーが死亡したときにも、あなたのコントロール下でネズミ・トークンが出る。
- 貧王が2枚3枚と戦場に出ていれば、ネズミが増える量も2倍3倍になる。一方で、2つ目の能力は重複しても意味がない。
- 貧王が2枚出ていて片方が死亡した場合、もう片方の能力でトークンが出る。貧王が2枚出ていて両方同時に死亡した場合、お互いの能力でそれぞれトークンが出る(領域変更誘発参照)。
- 群れネズミ/Pack Ratとの相性も良好であるが、群れネズミが生み出すのは「コピー・トークン」であるため、それが死亡してもネズミ・トークンは出ない点に注意。
- ラヴニカ・ブロックにも、ネズミと共棲(サーチ)するオーガである鼠狩り/Ratcatcherが存在する。