骨への血/Blood for Bones
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同じシングルシンボル4マナで基本のリアニメイトカードであるゾンビ化/Zombifyと比べると、生け贄を要求される点が差別化点にもデメリットにもなり得る。序盤に展開した小型クリーチャーを踏み台にして手札を減らさずにリアニメイトできるのはゾンビ化にない利点。後述の#ルールの項目の通り生け贄に捧げたクリーチャーをそのままリアニメイトすることもできるため、ETB能力の再利用や、妨害オーラをはずすなど明滅的な利用法もできる。生け贄が必要なことによる一番の難点は全体除去を受け戦場が空の状態からの立て直しに使用できないことか。
登場時のスタンダードには軽めのリアニメイトが不足しているので、単体リアニメイトとして十分使いやすい部類に数えられる。そして同時にETB特化の大型クリーチャーである裏切りの工作員/Agent of Treacheryおよび星霜の学者/Scholar of the Agesも登場したため、このギミックを軸としたデッキが見られる。
リソースが構築よりも限られるリミテッドではリアニメイトも墓地回収も強力な効果であり、重宝するだろう。
- 生け贄1体でカードが2枚戻ってくる点では犠牲/Victimizeの亜種と言える。そちらは1マナ軽い替わりにタップインで戦場に出る。
ルール
- 戦場と手札に戻すクリーチャー・カードは、解決時に選ぶ。
- 追加コストとして生け贄に捧げたクリーチャーを戻してもよい。
- 戻す効果はそれぞれ強制である。さらに効果はカードに書かれている順に処理するため、墓地にクリーチャー・カードが1枚しか無かった場合、それは戦場に戻さなければならず手札に戻すことはできない。
