永久に
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永久に/Perpetuallyとは、Magic: The Gathering Arena専用のメカニズムの一つ。
MTGアリーナ専用カード
Leonin Sanctifier / レオニンの聖別者 (1)(白)クリーチャー — 猫(Cat) クレリック(Cleric)
絆魂
レオニンの聖別者が戦場に出たとき、あなたの手札にあるクリーチャー・カード1枚を選ぶ。永久にそれは絆魂を得る。
アーティスト:Jokubas Uogintas
解説
主に継続的効果が持つ性質で、それが適用されているカードが領域を移動した後も(一部の例外を除いて)継続して適用され続けることを表す。Jumpstart: Historic Horizonsで実装され、以降もMTGアリーナ専用カードが含まれたカード・セットで登場し続けている。
テーブルトップにおける継続的効果は非公開領域での扱いや記憶問題もあり多少の例外を除いて領域を移動するとリセットされてしまうが、デジタルゲームであることを活かしてカードを追跡して適用し続けることができる。
- 永久に適用される効果を受けたカードは名前や追加されている能力、修整されている場合はパワー/タフネスが紫色で表示される。
- 当初は領域を移動しても取り除かれない「永久・[種類]カウンター」も扱っていたが、アルケミー:神河で強度に置き換わった。現在は事実上の廃語となっている。
- アルケミー:ニューカペナ実装後、ヒストリック・ブロールで統率者が統率領域に戻る際に永久に得た効果を取り除けるようになった[1]。
ルール
MTGアリーナ独自のメカニズムであるため、以下の内容は総合ルールに記述されておらず、MTGアリーナ上の挙動から帰納的に導かれるルールであることに留意。
- ゲーム終了まで永久に適用され続ける以外は基本的に通常の継続的効果と変わらず、種類別なども通常通りに処理される。例えば、老練の突撃者/Veteran Chargerによって永久に+2/+2修整を受けた鏡像/Mirror Imageが他のクリーチャーのコピーとして戦場に出たなら、コピーになった上で+2/+2の修整を受けた状態となる。
- レオニンの聖別者/Leonin Sanctifierなどの手札にあるカードを選ぶ時、自分以外はどのカードが選ばれたのか(それが公開情報にならない限り)判別するすべはない。
- 手札に対応するカードがなくても「選べなかった=その手のカードを持っていない」ことがバレる恐れもない。
- 影響はカード全体に及ぶ。例えば公式発見/Discover the Formulaによりコストの軽減能力を得たカードは、第2面で唱える場合や出来事として唱える際にもコストが軽減される。
- どのカードが影響を受けるのかを決定する際に参照される特性は通常のルールと同様にそのとき有効な部分のみである。手札のマナ総量が3以下のカードに影響を与える痛ましい絆/Painful Bondを例に挙げると、発展+発破/Expansion+Explosionはマナ総量が6なので能力を得ない。発展の部分だけが能力を得るようなことはない。嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Liesはマナ総量が2なので能力を得て、マナ総量が7である星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostorの面で唱える際にもライフを失う。
- 例外として、モードを持つ両面カードや当事者カードが変成の神/Kami of Transmutationや骨を積む者、リーザグ/Reezug, the Bonecobblerによりカード・タイプを永久に追加されたり失ったりしても、インスタント/ソーサリーである面や出来事はこの影響を受けない(ただし影響を受けているかのように表示される場合もある)。そちらで唱える場合は樹海の自然主義者/Jukai Naturalistでコストが減ることもないし継ぎ接ぎ自動機械/Patchwork Automatonに+1/+1カウンターを置く能力も誘発しない。当然戦場に出ることもない。
- 裏向きの呪文やパーマネントに対しては特殊な挙動をする。
脚注
- ↑ MTG Arena Announcements, June 1, 2022/MTGアリーナニュース(2022年6月1日)(Magic Digital 2022年6月1日 Wizards of the Coast著)
参考
- Perpetually でテキストを検索(Gatherer 言語設定が英語の場合のみ表示可 実装直後のセットが未対応の場合あり)
- Magic: The Gathering Arena
- 継続的効果
- ルーリング