親和
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親和/Affinity | |
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種別 | 常在型能力 |
登場セット | ミラディン ダークスティール フィフス・ドーン 灯争大戦 モダンホライゾン2 兄弟戦争統率者デッキ ファイレクシア:完全なる統一 ファイレクシア:完全なる統一統率者デッキ 機械兵団の進軍:決戦の後に 指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ ドクター・フー統率者デッキ カルロフ邸殺人事件 サンダー・ジャンクションの無法者 |
CR | CR:702.41 |
親和(しんわ)/Affinityは、ミラディン・ブロックで登場したキーワード能力。これを持つ呪文がスタック上にあるときに機能する常在型能力である。
Thoughtcast / 物読み (4)(青)
ソーサリー
ソーサリー
親和(アーティファクト)(この呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールするアーティファクト1つにつき(1)少なくなる。)
カードを2枚引く。
Tangle Golem / 絡み森のゴーレム (7)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
親和(森(Forest))(この呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールする森1つにつき(1)少なくなる。)
5/4定義
親和([文章]) / Affinity for [文章]は、「この呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールする[文章]1つにつき(1)少なくなる。」を意味する。
解説
自分がコントロールする指定されたパーマネントの数だけ、唱えるために必要な不特定マナを減らすことができるメカニズム。
ミラディン・ブロックでは、赤の炉のドラゴン/Furnace Dragon1枚を除きすべて青かアーティファクトに割り振られた。また参照するパーマネントは対応する基本土地タイプを参照するダークスティールのゴーレムサイクルを除きすべてアーティファクトを参照する。
灯争大戦以降では白、赤、青に割り振られており、コストを(0)に出来る無色のアーティファクトでは登場していない。参照するパーマネントはアーティファクトや装備品が多いが、トークン(ガラクタ這い/Junk Winder)、食物(宴会の招待客/Banquet Guests)、歴史的なパーマネント(別世界への追放/Banish to Another Universe)など様々な性質が使われる。
ルール
- いったんコストが決定すれば、それは「固定」されることに注意。詳細は「唱える」の記事を参照。
- 例:彩色の宝球/Chromatic Sphereを含む3つのアーティファクトをコントロールしている状態で物読み/Thoughtcastを唱える。この時、物読みのコストは(1)(青)に固定される。その後、青マナを支払うために彩色の宝球/Chromatic Sphereを生け贄に捧げても、アーティファクトが減ったことにより物読みのコストが(2)(青)になることはない。
- 物読みのキャストを宣言する前に彩色の宝球で青マナを出してしまうと、物読みのコストは(2)(青)になる。
- 例:彩色の宝球/Chromatic Sphereを含む3つのアーティファクトをコントロールしている状態で物読み/Thoughtcastを唱える。この時、物読みのコストは(1)(青)に固定される。その後、青マナを支払うために彩色の宝球/Chromatic Sphereを生け贄に捧げても、アーティファクトが減ったことにより物読みのコストが(2)(青)になることはない。
その他
- ミラディン・ブロックの親和はアーティファクト・土地との相性と親和(アーティファクト)を持つアーティファクトでのコスト減少の速度からスタンダード環境を席巻し、最終的に多数の禁止カードを生み悪名を轟かせたメカニズム。親和 (デッキ)も参照。
- 親和(アーティファクト)のストーム値は当初ストームや発掘と並ぶ最高値の10とされていたが[1]、後に8に修正された。プレイ・デザイン・チームによると、アーティファクトでない(有色の)カードだけが持つようにすれば、色拘束で最小コストを調整できるのでずっと安全になるとのこと[2]。
- なお、親和(基本土地タイプ)のストーム値は6である[2]。
- 霊気紛争で再登場させることが検討されたが、最終的にはより安全なメカニズムである即席に落ち着いた[3]。
- 同じブロックのカラデシュには、親和(アーティファクト)と同じ能力を持つ歯車襲いの海蛇/Gearseeker Serpentが収録されている。
- 灯争大戦でBOX特典カードの橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridgeの1枚のみが収録され15年ぶりに再登場。さらにファイレクシア:完全なる統一で3枚のみとはいえ収録され、その後もたびたび本流のセットで少数登場しており、今後は正式に落葉樹として扱う可能性も示唆されている[4]。
脚注
- ↑ Storm Scale: Khans of Tarkir Block/ストーム値:『タルキール覇王譚』ブロック(Making Magic 2016年2月29日 Mark Rosewater著)
- ↑ 2.0 2.1 Storm Scale: Mirrodin and Scars of Mirrodin Blocks/ストーム値:『ミラディン』『ミラディンの傷跡』ブロック(Making Magic 2018年6月11日 Mark Rosewater著)
- ↑ A Revolting Development (and Design), Part 1/紛争するデベロップ(とデザイン) その1(Making Magic 2017年1月2日 Mark Rosewater著)
- ↑ Blogatog(2024年3月28日 Mark Rosewater著)