巣石/Hivestone
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時のらせんで帰還してきたスリヴァーたちに伴って作られたアーティファクト。奸謀/Conspiracyの超限定版、といった趣である。
自軍全てのクリーチャー・タイプにスリヴァーが追加されるため、特色である能力共有の幅がかなり広がる。元の部族の強化とスリヴァーの強化の二重の恩恵を受けることも可能。
奸謀で前もってクリーチャー・タイプをつけておけば、スリヴァーをリクルートしたりスリヴァーにロードを増やしてやることも可能。念動スリヴァー/Telekinetic Sliverと苗木を量産するシステムで擬似苗木対立なども作れる。様々なファンデッキを組む余地があるカードではあるが、この手のカードの例に漏れず、これ自体を引けないとデッキ自体が機能しないことが多い。
構築では、このカード頼みでスリヴァー以外のクリーチャーを混ぜるよりも、スリヴァー以外はクローン/Clone系などに抑える方が安定するため、特殊なコンボデッキの類でもなければ採用は難しい。
リミテッドでは、自分でスリヴァーを2〜3体確保できているならデッキに投入してもいいだろう。また、対戦相手のスリヴァーの恩恵を全て自軍に引き込むこともできる。時のらせんにはコモンのスリヴァーが大量にいる点も評価できる。増力スリヴァー/Might Sliverとのシナジーは圧巻。
- カード名は通常、「hive」と「stone」に分けられる。hiveは狭義では「蜂の巣」であるが、広義では「巣」と言ったところ。イラストに描かれたモニュメントのような石がこの“ハイヴストーン”を指していると考えられる。
- フレイバー・テキストによるとラース/Rathにも同様にこの石があり、スリヴァーを操っていたらしい。
- 伝説のクリーチャーであろうとも、例えばラースでスリヴァーに辛酸を舐めさせられたジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashenでさえもスリヴァーになってしまう。なんだかB級ホラー映画のような光景が想像できてしまう。
- 人工進化/Artificial Evolutionと組み合わせれば、簡単にお気に入りの部族デッキができる。
- 調子に乗りすぎて絶滅/Extinctionさせられたりしないように注意。
- なんだかんだで、対スリヴァーデッキ用のサイドボードに使うのが一番使いやすいかもしれない。