湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring

提供:MTG Wiki

2023年11月27日 (月) 12:31時点におけるUssu (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Jegantha, the Wellspring / 湧き出る源、ジェガンサ (4)(赤/緑)
伝説のクリーチャー — エレメンタル(Elemental) 大鹿(Elk)

相棒 ― あなたの開始時のデッキに、マナ・コストに同じマナ・シンボルを2つ以上含むカードが入っていないこと。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、ソーサリーとして(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
(T):(白)(青)(黒)(赤)(緑)を加える。このマナは、不特定マナのコストを支払うために使用することはできない。

5/5

赤緑混成伝説のエレメンタル大鹿デッキの各カードマナ・コストに同じマナ・シンボルが並んでいないなら相棒にできる。

相棒の条件は、基本的には「デッキにダブルシンボル以上のカードを入れてはならない」というもの(正確なルールは下記参照)。単色デッキでこの条件を満たすのは厳しく、多色デッキでもほとんどの全体除去ハード・カウンターを使用できなくなってしまう。しかしながら一切構成を歪めずに採用できる場合もあり、デッキを選ぶ条件と言える。赤か緑を含む多色であれば意外と何も考えず投入出来たりする場合もあるため、一度デッキを見直してみると緊急時の8枚目の手札として活躍してくれる事も。

起動型能力は一度に5点ものマナを生み出せるが、使用制限により実際に5マナすべてを使い切るのは難しい。ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrimのような5色コストを持つカードと併用するか、実質2マナ程度を生み出すものと割り切って使うかのどちらかになるだろう。太陽の拳/Fist of Sunsがあればあらゆる呪文をこれのみで融通できるため、そのような構築も良いだろう。ただし、能力を起動すると5/5ものサイズを持つ自身をタップ状態にしてしまうため、使いどころには注意したい。

スタンダードでは、無理なく相棒条件を満たせるイゼット・フェニックスなどで採用される。グルール・アドベンチャーラクドス・サクリファイスでも採用される場合があり、ローテーション後も同様。

モダンでは5色ニヴ=ミゼットにおいて、至高の評決/Supreme Verdictなどを諦めて採用される場合がある。また5色人間においても、マナフラッド受け兼血染めの月/Blood Moon対策として採用される。

レガシーでもDelver-Goに採用された。メインデッキでは意志の力/Force of Willの存在から条件に合わず使用できないが、サイドボード後に対コンボ以外の意志の力が不要でクリーチャー戦を仕掛けてくる相手に対しては強力な戦力となる。また、血染めの月/Blood Moonに対する無理のない解答として、一定の存在感を持つ。この場合は相棒により確実に引き込める点が明確な強みとなる。5色のマナすべてを使いきれるような構成なら、重要度はさらに跳ね上がる。

その他、虚空の杯/Chalice of the Voidを使用しない型の12postMaverickNic Fit等の多色デッキでも条件は容易に達成できるため、エターナル環境でも高いポテンシャルを見せつけている。

ルール

相棒の条件

起動型能力

  • 不特定マナ・コストとは、(1)や(2)、(X)のように数字かXで表されるコストである。
  • 呪文唱えるためのコストに限らず、起動コスト誘発型能力解決時に支払うコスト、変異コストほか特別な処理に支払うコストでも、そこにある不特定マナ・コストはジェガンサから生み出すマナで支払うことはできない。

関連カード

サイクル

イコリア:巨獣の棲処相棒クリーチャーサイクル混成カード伝説のクリーチャーで、それぞれ異なる条件の相棒能力を持つ。稀少度レア

ストーリー

ジェガンサ/Jeganthaイコリア/Ikoriaに棲む、大鹿の姿をしたエレメンタルの怪物(イラスト)。

ジェガンサは具現化したマナだ。この怪物はどうやら、自らの周囲で唱えられた如何なる魔法も増幅してしまうようだ。ビビアン/Vivienが使った単なる拡大呪文は、甲虫を真の巨獣へと変えてしまった[1]

脚注

  1. The Ikoria: Lair of Behemoths Story on Cards(Feature 2020年4月3日 Wizards of the Coast著)

参考

MOBILE