ドレッドスティル
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Dreadstillとは、レガシー環境におけるランドスティルの亜種。
概要
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ドレッドノート(Dreadnought)
トランプル
ファイレクシアン・ドレッドノートが戦場に出たとき、パワーの合計が12以上になるように好きな数のクリーチャーを生け贄に捧げないかぎり、これを生け贄に捧げる。
従来のランドスティルは息の長いパーミッションであり、対クリーチャーに謙虚/HumilityやMoatといったカードを用いることなどが原因で、長期戦になる傾向があった。また、短期決戦を挑むデッキに関しては不利になる傾向もあった。この戦法を改め、スタイフルノートのコンボによる奇襲性を追加したのがこのデッキである。
序盤から自発的に動く必要性が出てきたため、クロック・パーミッション的な動きを取り入れているのが特徴で、カウンターには純粋なパーミッションスタイルではあまり用いられない目くらまし/Dazeを追加投入するのが普通。また、少ないマナでカウンターできる呪文嵌め/Spell Snareも採用される。
息の長いコントロールカードは無視される傾向にあり、従来のランドスティルに投入されていた世界のるつぼ/Crucible of Worldsや永遠のドラゴン/Eternal Dragon、正義の命令/Decree of Justiceなどはあまり用いられない。
また、ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtがほぞであることを利用し、粗石の魔道士/Trinket Mageによるシルバーバレット戦略も活用する。そのため相殺/Counterbalanceと師範の占い独楽/Sensei's Divining Topのソフトロックを搭載しているデッキが多い。
ほかに1、2色タッチされる場合がほとんどである。タッチする色によって追加されるカードは大体決まっている。
- 白 - クリーチャー除去に剣を鍬に/Swords to Plowsharesを用いる。また少数ながら雄鹿の蹄の跡/Hoofprints of the Stagが追加のフィニッシャーとして採用されることもある。
- 緑 - 打撃力を重視してタルモゴイフ/Tarmogoyfが投入される。サイドボードにはクローサの掌握/Krosan Gripが標準装備。
- 赤 - メインデッキに火+氷/Fire+Iceが投入されたり、サイドボードからの赤霊破/Red Elemental Blast及び紅蓮破/Pyroblastによってミラーマッチを含む青系デッキに強い。また紅蓮地獄/Pyroclasmによってウィニー系に対処しやすくなっている。
- 黒 - 思考囲い/Thoughtseizeの追加で打たれたくない呪文に対処するタイプ。追加の墓地対策として根絶/Extirpateを用いることもある。