レガシー

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レガシー/Legacyとは、公認フォーマットの1つ。エターナル環境の1つとして分類されている。2004/09/19までのType1.5を廃止し、新たに作られたフォーマット

目次

解説

制限カードは、ヴィンテージとは異なり存在しない。

禁止カードは、Type1制限カードリストに従っていたType1.5と異なり、レガシーとヴィンテージの間にそういう関係は無い。ヴィンテージでは制限カードのものでもレガシーでは4枚使えたり、その逆も存在する。使用可能なセットの範囲が同じであるという点以外では、まったく別のフォーマットであるといえる。

古いカードが使えるため、古くからのプレイヤーに人気がある。

  • 日本でも細々ながら新規参入者は存在するようで、その傾向としては「初期投資にはかなりのコストを要するが、ローテーション落ちして見向きもされなくなるカードを手元に残しておくより、長期スパンで安定して遊べる」、また「ヴィンテージよりは壊れてなさそう」という事で参入するプレイヤーが主であるようだ。
  • 初期投資に関しては、応用力の高い多色デッキなどを作ろうとするとデュアルランドをはじめとする初期のカードが必要であることが多く、トーナメントクラスのデッキを作成する場合、初期投資に多くの資金がかかることも多い。
  • またレガシーでは、スタンダードエクステンデッド時には特に注目されていなかったカードが日の目を見ることもある。

カード・プールの広さから、凶悪な瞬殺コンボデッキばかりか、と思われがちだがそうでもない。環境を破壊しそうなカードは件並み禁止されている事もあり、むしろクリーチャーを軸に据えたクロック・パーミッション系のデッキが強い環境である。もちろん、純粋なビートダウンも存在するし、高速、中速のコンボ、コントロールデッキパーミッション)も同様である。特定のデッキに対して強烈に利くカードを簡単にチョイス出来る為、メタは非常に混沌としている。

  • デュアルランドや高額カードを遥かに安い資金で食うデッキが存在するのも事実である。パーツの安いコンボデッキや単色デッキ、ほぼ新枠のカードで構築可能なデッキもあるなど、アーキタイプは非常に多い。メタゲームが混沌としている一因である。

ヴィンテージ程環境が尖っていない為、デッキによっては一種のMTGの「オールスター戦」であるとも言える。特に黒ウィニー白ウィニー等の単色ウィニー青単コントロールバーンなどといった、そのデッキに該当するカードが各ブロックに渡って存在するようなアーキタイプにとっては、まさに集大成であり、総力戦が楽しめる。

その他のカードとのシナジーにより、スタンダードエクステンデッドではどうと言うことも無かったカードでも、思いもよらない相互作用で禁止カード入りをしているものもある(世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragonなど)。巻き添えを食ってキーカードが使えず消滅したデッキも少なくない。逆に、特定の対策カードが存在するばっかりにイマイチ結果を残せないデッキも多い。

エクステンデッドの後釜と目されるフォーマットでもある。ただ、エキスパンションの増加がこれからも目に見えている現状、どれだけその役を担えるかはまだ未知数な域である感が強い。2005年からはレガシーのグランプリも海外で開催されるようになり、盛況を博した([1])。

  • 世界選手権07のフォーマットに採用され、今後の動向が注目されている。

使用可能カードセット

禁止カード

主なデッキ・その他

参考

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