ターン起因処理
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ターン起因処理/Turn-Based Actionとは、ルールに定められている、いくつかのステップで行われるスタックを使わない処理のこと。これらは処理を起こしたら即座に処理される。以前はゲームの行動/Game Actionと呼んでいたが、基本セット2010のルール改正に伴う総合ルールの更新で現在の名称に変更された。
具体的には以下のものがターン起因処理である。
- アンタップ・ステップの最初に、フェイズ・インおよびフェイズ・アウトすること。
- ドロー・ステップの最初に、カードを1枚引くこと。
- 攻撃クリーチャー指定ステップの最初に、攻撃クリーチャーを指定すること。
- ブロック・クリーチャー指定ステップの最初に、ブロック・クリーチャーを指定すること。
- ブロック・クリーチャーが指定された直後に、アクティブ・プレイヤーは複数のクリーチャーにブロックされた各攻撃クリーチャーごとに、そのブロック・クリーチャーへのダメージ割り振り順を宣言すること。
- 攻撃クリーチャーへの割り振り順を宣言した直後に、防御プレイヤーは複数のクリーチャーをブロックしている各ブロック・クリーチャーごとに、その攻撃クリーチャーへのダメージ割り振り順を宣言すること。
- 戦闘ダメージ・ステップの最初に、APNAP順でクリーチャーの戦闘ダメージの割り振りを宣言すること。
- 割り振りが終わった直後に、すべての戦闘ダメージが同時に与えられること。
- クリンナップ・ステップの最初に、手札の上限枚数まで余剰の手札を捨てること。
- ステップやフェイズが終わるとき、いずれかのプレイヤーのマナ・プールに残っている未使用のマナが消滅すること。