5色残酷コントロール
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5色残酷コントロール(Five-Color Cruel Control)は、アラーラの断片で登場した残酷な根本原理/Cruel Ultimatumを使用する5色のコントロールデッキ。
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概要
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げ、カードを3枚捨て、その後5点のライフを失う。あなたはあなたの墓地にあるクリーチャー・カードを1枚あなたの手札に戻し、カードを3枚引き、その後5点のライフを得る。
強力なアドバンテージをもたらす残酷な根本原理/Cruel Ultimatumをフィニッシャーに据える。 ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期のスタンダードでは、クイックントーストのバリエーションの1つとして登場した。
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・エンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
・カードを2枚引く。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚捨てる。
序盤は従来のクイックントーストと同じく軽い呪文で凌ぎつつドローカードを連打、必要なマナが揃ったら残酷な根本原理を撃って一気にアドバンテージを稼ぐ。アラーラの断片で各種魔除けが加わったことで序盤を耐えやすくなった。
その他の部分はデッキにより様々。マナ加速から重スペルにつなぐもの、強力なプレインズウォーカーを主力にしたもの、血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfから強力な3マナ圏のカードに繋げるもの(5色続唱(5C続唱、Five-Color Blood)と呼ばれる)などがある。場合によっては残酷な根本原理をナックラヴィー/Nucklaveeで使い回し徹底的にアドバンテージにこだわるタイプも存在する。
コンフラックス参入後のプロツアー京都09では、火山の流弾/Volcanic Falloutに加え、羽毛覆い/Plumeveilと崇敬の壁/Wall of Reverenceの2種6枚の壁を採用した、俗に壁トーストと呼ばれるタイプを用いたGabriel Nassifが優勝を飾った(→#サンプルレシピ(コンフラックス後))。次々に後続を用意できる赤白ヒバリに対しては、後手を踏みがちなソーサリー除去である神の怒り/Wrath of Godよりも、壁と火山の流弾の組み合わせの方が効果的であった。また、打ち消されない火山の流弾、霧縛りの徒党/Mistbind Cliqueと相打ちを取れる羽毛覆いの存在によって青黒フェアリーに対しても有利に渡り合える。
サンプルレシピ(コンフラックス後)
- 備考
- 壁トーストと呼ばれるタイプ。また、使用者の名前からナシフトーストと呼ばれることもある。
サンプルレシピ(アラーラの断片後)
- 備考
- 世界選手権08 準優勝 (参考)
- 使用者:Jamie Parke
- フォーマット:スタンダード(第10版+ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片)
Cruel Control World2008 [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 同型で採用されることの多い台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finksの代わりにロウクスの戦修道士/Rhox War Monkが採用されている。これは、青黒フェアリーが恐怖/Terrorよりも苦悶のねじれ/Agony Warpを優先する傾向にあることを意識した選択である。