霊魂放逐/Remove Soul

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Remove Soul / 霊魂放逐 (1)(青)
インスタント

クリーチャー呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


クリーチャー呪文のみを対象に取れるカウンター呪文。

クリーチャー呪文であれば確実に打ち消せるので、特にビートダウンに対しては有効に働く。

初出はレジェンドだが、当時は対抗呪文/Counterspellが現役であったうえ、その後も雲散霧消/Dissipateマナ漏出/Mana Leakマスクス・ブロックピッチスペルインベイジョン・ブロック吸収/Absorbなど多色確定カウンターサイクルキャントリップ付きの除外/Excludeなど、カウンター呪文が充実していた時代が続き、それらを押しのけてまで使われることは少なかった。しかし神河ブロックごろからカウンター呪文が弱体化し始めたことと、コントロールデッキにおいてもクリーチャー・カードの採用率が高くなったことで評価が上がり始め、マナ漏出もルーンのほつれ/Rune Snagスタンダードから退場してからは、幅広く使われるようになった。

リミテッドにおいては最大の脅威はクリーチャーであることが多く、マナ漏出より優先されることが多い。

  • 元々は「召喚呪文を打ち消す」という表記であり、第6版より前のルールでは、アーティファクト・クリーチャー呪文を打ち消すことができなかった。「召喚呪文」にはアーティファクト・クリーチャー呪文は含まれなかったため。
    • カード名は「魂を放逐する」というイメージなので、魂を持たないアーティファクト・クリーチャーは打ち消せないという設定もあった(恐怖/Terrorと同じ理屈)。現在は召喚呪文という用語は撤廃され、判りやすくなるとともに強化されたが、カードのイメージは若干崩れている。
      • 後にそのイメージ問題を克服したカード名同型再版カード、本質の散乱/Essence Scatterが登場。「Removal(Remove)」の響きは黒のフレイバーで、すでに存在する(おそらく魂を持っている)クリーチャーに働きかけるのではなく召喚行為を無効にするのであって、魂を引き裂くのはらしくないことから、基本セット2010では本質の散乱と入れ替わりで基本セット落ちした[1]
  • 否認/Negateとはマナ・コストが同じだが対象にする呪文の種類が正反対になっている。

[編集] 関連カード

[編集] 同型再版

[編集] 主な亜種

[編集] 参考

  1. A Fresh Coat of Magic Paint(Internet Archive)(Savor The Flavor 2009年7月15日)
MOBILE