自然の泉/Natural Spring
提供:MTG Wiki
このようなカードは盤面にまったく影響を及ぼさないため、単なる一時しのぎにしかならない場合がほとんどである。例えば8/8のクリーチャーに毎ターン攻撃されている状況でこのカードを使っても、1ターンの延命にしかならない。それならば、闇への追放/Dark Banishingなどで脅威となるクリーチャーを除去し、それ以降のダメージを受けないようにする方がよい。
また、得られるライフの量もマナ・コストに対して少なく、命の川/Stream of Lifeよりはマシだが滋養/Nourishと比べると効率が悪い。
構築戦では景山太郎氏のストンピィにバーン等の速攻デッキ対策としてサイドボードに採用されていたが、テンペスト期以降では他にもっと有用なものが多いため出番がない。
リミテッドでも、溶岩の斧/Lava Axeを大量に抱えたデッキと当たった際にサイドボードとして使用する程度である。
- 8点のライフ・アドバンテージを得られる呪文と見れば、黒の魂の饗宴/Soul Feastとは色の違いしかないが、単体で対戦相手を倒せる可能性があるかどうかによって、両者の評価が分かれる。
- ちなみに、相手にダメージを与えてライフ・アドバンテージを得るプレイヤー火力は、5マナでは前述の溶岩の斧など、5点前後が相場のようだ。
- なお、単にライフを得るだけのカードであっても、ジェラードの知恵/Gerrard's Wisdomのように莫大な効果のあるものは構築戦でも使用されることがある。