マーフォーク

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2010年6月1日 (火) 12:35時点における211.5.109.121 (トーク) - whois による版
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目次

クリーチャー・タイプ

マーフォーク/Merfolkは、人魚・半魚人を表すクリーチャー・タイプであり、その多くがか青を含む多色小型クリーチャーが多く、アルファから存在する由緒正しいタイプである。


Merfolk of the Pearl Trident / 真珠三叉矛の人魚 (青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk)

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Merfolk Looter / マーフォークの物あさり (1)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ならず者(Rogue)

(T):カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。

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廃止と復活

トーメントに収録されたラクァタス大使/Ambassador Laquatusを最後に新しいカードが作られず、部族がテーマであるオンスロート・ブロックではすっかりウィザードにとってかわられてしまった。これは開発陣が「マーフォークはマジックのイメージには合わない(陸上の生物が水中を生息圏としている生き物と戦うのがおかしい)」と考えたためで、再びカードとして世に出ることはないとされていた(→参考)。このため基本セットにおいても第8版第9版ではマーフォークは一切収録されていない。

マーフォークが一時絶滅していたのはこのイメージの問題だけでなく、ストーリー上の都合も大きかったのだろう。ドミナリアが舞台であったオデッセイ・ブロックとオンスロート・ブロックではセファリッドに取って代わられ、その後は舞台がドミナリアから離れてしまっている。それらの世界ではの種族としてヴィダルケンムーンフォークなどがつくられた。

しかしユーザーの猛反発があり、時のらせんから再びマーフォークが登場。第10版に数体のマーフォークが収録された他、ローウィン・ブロックでは共通の部族として採用されたために大幅に数を増やしており、トーナメントでも活躍するようになった。ただし以前のように青の主力という訳ではなく、ピンポイントで投入される事になるようである。→参考

参考

ストーリー

社会性を持ち、比較的温和な種族なのか、マーフォークの統治する国は安定していることが多いようである。だが、その性情ゆえオデッセイ期にはセファリッドに支配されてしまった。

主な地域

ヴォーデイリア/Vodalia
サーペイディア/Sarpadia近海にあった帝国であり、元首は女帝ガリーナ/Empress Galina。ここのマーフォークたちは人間のような風貌のものと、半魚人のような風貌のものが確認されている。ただしサプラーツォ/Saprazzoのマーフォークたちとは違い、下半身は魚のままである。
初出はフォールン・エンパイアだが、ウェザーライト等にもこの名を冠するマーフォークが収録されている。
ルートウォーター/Rootwater
主にテンペスト・ブロックに登場。スカイシュラウド/Skyshroudの下に広がるこの水域に住まうマーフォークは特にモンスター的色彩が強いデザインであり、上に住むエルフ達と仲が悪い。
サプラーツォ/Saprazzo
メルカディアン・マスクスに登場。尾びれを足に変化できる種族がいることが特徴。矢のごときマーフォーク/Darting Merfolkのような半魚人タイプから、波止場の用心棒/Waterfront Bouncerのような筋肉質の人間タイプなどバリエーションが豊富。
ローウィン/Lorwyn
この次元のマーフォークは「メロウ/Merrow」と呼ばれ、メロウ回廊と呼ばれる河川を使ってメッセンジャーや行商を行っている。話術に長け、ローウィン一の話し上手といわれている。
シャドウムーア/Shadowmoor
メロウ/Merrowは私利私欲に走る殺し屋と化し、汚染された水中を獲物を求めて徘徊する。その身勝手さと嫉妬心から、他の種族の持っている物なら何でも盗もうとしている。
イーブンタイドにおいては、「上半身は人間、下半身はセイウチ」という風貌をもつセルキーが登場した。
ゼンディカー/Zendikar
この次元のマーフォークはゼンディカー一帯、特にタジームと呼ばれる地域に多く生息している。生粋の冒険者であり、個別行動を好む。
海門の灯台はマーフォークの学者が管理しており、そこには失われた古代文明に関する巻物や地図が収められている。
人魚的容貌ではなく、水かきをもった脚で二足歩行する人型の生物としてデザインされている。

参考

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