春分/Vernal Equinox
提供:MTG Wiki
WHISPERのテキストは最新オラクルに対応していません。瞬速を持つかのように唱えられるのはクリーチャーまたはエンチャント“呪文”のみです。
クリーチャー呪文とエンチャント呪文がインスタント・タイミングで唱えられるようになるエンチャント。ただし、他の多くの緑のカード同様、対戦相手にも平等に利益を与えてしまう。そのため、うまく相手よりこれを利用しないことには、これ1枚を使用している分自分が若干不利。
インスタント・タイミングの利点と言えば、相手のマナが無い瞬間を狙ってカウンターを回避したり、ソーサリーの除去を使われにくくすることだろう。したがって、そのようなカードを多用するデッキとのゲームでは、自分が受ける恩恵を大きくできる。
貪欲なるネズミ/Ravenous Ratsなどを使って瞬速での手札破壊もできるが、相手もインスタントタイミングで多くのカードを唱えられるため、あまり意味が無い。むしろ相手の手札破壊やハルマゲドン/Armageddonなどに対応して出すような使い方になるだろう。
- 効果の部分だけで見ればヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orreryのほぼ完全な下位互換である。ただし、アーティファクトとエンチャントでは壊されやすさも違い、何よりサーチの手段に大きく違いがあるので、総合的に見れば必ずしも下位互換ではない。
- 春分の効果は自身が戦場に出てから機能するので、これ自身はインスタント・タイミングでプレイできないので注意。
- 2002年5月頃のオラクル更新で、「クリーチャー呪文」「エンチャント呪文」の箇所が「クリーチャー・カード」「エンチャント・カード」に変更された。印刷時とは異なりドライアドの東屋/Dryad Arborもインスタント・タイミングでプレイできることから、2010年7月のオラクル更新で「クリーチャー呪文」「エンチャント呪文」に戻された。