霊魂放逐/Remove Soul

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2011年5月8日 (日) 19:41時点における211.5.109.121 (トーク) - whois による版
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クリーチャー呪文のみを対象に取れるカウンター呪文。

クリーチャー呪文であれば確実に打ち消せるので、特にビートダウンに対しては有効に働く。しかし、第5版当時は同じマナ・コストで不確実ながらどんな呪文にも対処できるマナ漏出/Mana Leakが存在しており、テンペスト・ブロックスタンダード落ちしてからもウルザ・ブロックには誤算/Miscalculationという代替手段が存在した。対戦相手デッキによらず活躍しやすいため、かつてはそちらの方が優先されることが多かった。軽量なカウンターが減ってからもマスクス・ブロックには優秀なピッチスペルが、続くインベイジョン・ブロックにも多色ではあるが吸収/Absorb蝕み/Undermineといった強力な確定カウンターキャントリップ付きの除外/Excludeが存在したため、それらを押しのけてこのカードが採用されることは少なかった。しかし神河ブロックが参入した辺りから、コントロールデッキにおいてもクリーチャー・カードの採用率が高くなったことで評価が上がり始め、マナ漏出もルーンのほつれ/Rune Snagスタンダードから退場してからは、幅広く使われるようになった。

リミテッドにおいては最大の脅威はクリーチャーであることが多く、マナ漏出より優先される。

  • 元々は「召喚呪文を打ち消す」という表記であり、第6版より前のルールでは、アーティファクト・クリーチャー呪文を打ち消すことができなかった。「召喚呪文」にはアーティファクト・クリーチャー呪文は含まれなかったため。
    • カード名は「魂を放逐する」というイメージなので、魂を持たないアーティファクト・クリーチャーは打ち消せないという設定もあった(恐怖/Terrorと同じ理屈)。現在は召喚呪文という用語は撤廃され、判りやすくなるとともに強化されたが、カードのイメージは若干崩れている。
    • 後にそのイメージ問題を克服したカード名同型再版カード、本質の散乱/Essence Scatterが登場。「Removal(Remove)」の響きは黒のフレイバーで、すでに存在する(おそらく魂を持っている)クリーチャーに働きかけるのではなく召喚行為を無効にするのであって、魂を引き裂くのはらしくないことから、基本セット2010では本質の散乱と入れ替わりで基本セット落ちした(→A Fresh Coat of Magic Paint参照)。

関連カード

主な亜種

特定のカード・タイプのみを対象とするカウンター

参考

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