セラの祝福/Serra's Blessing
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警戒のキーワード能力のおかげでテキストが少しすっきりしたカード。
「警戒を与えるだけでは力不足」と思うかもしれないが、たった2マナで自軍の全クリーチャーが警戒を持つのは結構強力である。使ったり使われてみたりしないと分かりにくい類の能力である。普通に白ウィニーに組み込んでも良いが、どうせなら緑などの大型クリーチャーと一緒に使いたい。第6版時はブラストダーム/Blastodermがタップ抜きで殴り掛かってきた。
第9版においても使える相棒は一応いるため、活躍できるかもしれない。ただ白入りの大型クリーチャーデッキは現時点は存在しないのが痛いところ。
警戒の性質上、ローリング・ストーンズ/Rolling Stonesや蜘蛛など防御的なクリーチャーと相性が良い。召集持ちのクリーチャーやマナエルフの打撃力向上も可能。タップ能力を持つシステムクリーチャーは通常攻撃か能力を使うかの二択だが、このカードにより攻撃しつつ能力を使うとことも出来る。
- 先制攻撃持ちのクリーチャーを並べた上で複数ブロックを匂わせつつ攻撃することができる。
- この系統のカード全般に言えることだが、キーワード能力を複数持っても意味がない関係上、2枚目以降が腐る。そこでダブつかないように入れる枚数を減らしたいのだが、そうすると1枚目を引く確率も下がってしまうというジレンマに陥る。ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaのように、2枚目が来ても無駄にならない能力がついていると良かったのかもしれない。
- 最強の相棒は清純な天使/Pristine Angelであろう。
- 第6版時のルールでは、偵察/Reconnaissanceが同じような機能で使えたため、こちらは事実上下位互換のようなものになっていた時期があった。基本セット2010ルール以降はそのようなことはない。
関連カード
自分のクリーチャーにキーワード能力を与えるエンチャント。
- 騎士道/Knighthood →先制攻撃
- 空中浮遊/Levitation →飛行
- 威嚇/Intimidation →畏怖
- 熱情/Fervor →速攻
- 怒りの発散/Primal Rage →トランプル
- 怒りの反射/Rage Reflection →二段攻撃
- 真実の確信/True Conviction →二段攻撃、絆魂