吸血の教示者/Vampiric Tutor
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ビジョンズ初出、第6版に再録された4種の教示者の1つ。略称はバンチュー、ヴァンチューなど。
他の教示者シリーズとは異なりどんなカードでもサーチできる有能ぶりだが、その代償となるライフはたった2点。Demonic Tutorと比べても遜色のない(場合によってはそれ以上の)働きを見せてくれる。
ただし、これに限った話ではないが、これ自身はただライブラリー操作をするだけなので、単純に手札が1枚減少してしまっているディスアドバンテージが存在する。そのため、積むカードには注意しなければならない。上記のことを差し引いてもアドバンテージの取れるカード、アドバンテージに目をつぶっても必要なカード、でなければ勝利に直結するようなカードが望ましい。また、非常手段としての意味とは別に、The Rock系のコントロールデッキでは基本土地を持ってくることもある。安定したマナ・アドバンテージは最終的にカード・アドバンテージに繋がるため、状況によっては有効な戦略となる。
- 他の3種とは違いカード・タイプを指定していないため、カードを公開する必要がない。
- ビジョンズ当時からはテキストが改定されている。当時は追加コストとしてライフを支払っていたが、今では解決時にライフを失うようになった。このため、例えば打ち消されればライフは失わなくなり、事実上強化された。
- 調整版として、ポータルで残酷な教示者/Cruel Tutor、ポータル三国志で伝国の玉璽/Imperial Sealが登場した。いずれもソーサリーにされており、前者はさらにコストが2マナ増えている。
- イラストはショークー/Shaukuの図書館で研究する彼女の下僕達。
1999年10月1日より、ヴィンテージで制限カード、Type1.5で禁止カード。2004年9月20日より、Type1.5から移行したレガシーでも続けて禁止。2006年6月23日より、プリズマティックで禁止カードに指定される。2007年9月26日より、クラシックで制限カードに指定される。
関連カード
サイクル
ミラージュ・ブロックの教示者サイクル。赤以外の各色に存在する。吸血の教示者のみレアである。第6版に再録された。
- 悟りの教示者/Enlightened Tutor
- 神秘の教示者/Mystical Tutor
- 吸血の教示者/Vampiric Tutor
- 俗世の教示者/Worldly Tutor
アングルードで赤の教示者のGoblin Tutorが作られた。
参考
- カード個別評価:第6版 - レア
- カード個別評価:ビジョンズ - レア