Rapid Fire

提供:MTG Wiki

2013年3月12日 (火) 07:17時点におけるアーテ (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Rapid Fire (3)(白)
インスタント

この呪文は、ブロックしているクリーチャーが指定される前にのみ唱えられる。
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは先制攻撃を得る。それがランページを持っていないなら、ターン終了時まで、そのクリーチャーはランページ2を得る。(そのクリーチャーがブロックされるたび、それをブロックしている2体目以降のクリーチャー1体につき+2/+2の修整を受ける。)


4マナ払って、先制攻撃ランページ。多数のブロッカーをまとめてなぎ払える可能性がある点は悪くないが、ランページの誘発条件の関係上、使用タイミングがブロック宣言前というのが苦しい。

ブロックする前に先制攻撃やランページがあると判っていたら、それにあわせたブロックをされるだけ。特にランページは「単体クリーチャーでブロックしたら無意味」というのが判っているので、チャンプブロックをされておしまい、となるのが関の山。奇襲効果がほとんどないのが弱点といえる。

そういう意味では『大型のクリーチャーを、相手の大群にブロックされて殺されるリスクを減らす』、らしい間接的防御能力といえなくもない。しかし、そのために4マナ呪文がいるだろうか。例えば蘇生の印/Death Ward再生させたほうが軽くて奇襲性がある分、まだマシのような気がする。

相手のターン中自分のブロック・クリーチャーに先制攻撃をつけることもできるが、それなら他にはるかに軽いカードがあるだろう。

  • ランページではあるので寄せ餌/Lureの類と組み合わせれば相乗効果は大きいが、それならば初めからランページ持ちをいれたほうがいいだろう。
  • 似たような「多数にブロックされると有利だが、奇襲性が無く使いづらい」という弱点を持つカードとして、後に作られた怒涛の突進/Barreling Attackがある。
    • 怒涛の突進は、一時期「ブロック確定後に使用でき、対象クリーチャーをブロックしているクリーチャー1体につき+1/+1」という裁定がなされていた。

参考

MOBILE