ウーラの寺院の探索/Quest for Ula's Temple
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ワールドウェイクの青の探索エンチャント。 条件を満たせばクラーケン、リバイアサン、タコ、海蛇の4水棲種族を手札からコストを支払わずに戦場に出せる。
これらは絶対数が少ない上、大型クリーチャーが多い種族である。条件を満たすにはデッキに占めるクリーチャー数を多くしなければならないが、効果対象の種族が少なければ手札に来ることが少なくなり、かといって多くしすぎると不安定なデッキになりやすいというジレンマが大きな弱点である。吸血の教示者/Vampiric Tutor系のサーチ、ライブラリー操作できるクリーチャー(占術を持つ占いフクロウ/Augury Owl等)を使って確実にカウンターを置けるようにしたい。1つ置かれたら、あとは時計回し/Clockspinningや増殖を用いるのも手。
これ自体は非常に軽い上にカウンターを乗せる条件もそれなりに緩く、リターンも大きい。弱点を克服できる構成や、今後の追加カードの動向次第では活躍の余地もあるかもしれない。
- ルール文章がやや解りづらいが、ライブラリーの一番上を見たとき、それがクリーチャー・カードであっても公開することは強制ではない。
- カードを公開しない場合、当然ながら探索カウンターを置くことはできない。
- カードを見た後で何もしなければ、続くドロー・ステップでは、必然的に見たカードを引くことになる。
- カードを引く前に、見たカードが気に入らない場合はフェッチランドなどのインスタント・タイミングでライブラリーを切り直すことにより、それを引かずに済む可能性が高くなる。特にカードを公開したときに行なえば、対戦相手に手札がばれることを防げる。
- 狙い目は同時に登場した伝説のクラーケン、目覚めし深海、レクシャル/Wrexial, the Risen Deepだろう。ゼンディカーの伝説のタコである潮汐を作るもの、ロートス/Lorthos, the Tidemakerは、能力の起動に8マナかかるためマナ・コストを踏み倒す旨味が少ない。
- スタンダードでなければ多相持ちが良き相棒となる。