幻視の魔除け/Vision Charm
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Vision Charm / 幻視の魔除け (青)
インスタント
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを4枚切削する。
・土地タイプと基本土地タイプを1つ選ぶ。ターン終了時まで、最初に選ばれたタイプの各土地は、二番目に選ばれたタイプになる。
・アーティファクト1つを対象とする。それはフェイズ・アウトする。(それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。それはあなたの次のアンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インする。)
1番目のモードは、ライブラリー破壊。各種教示者への対策や墓地リソースの補充としても使える。
2番目のモードは、土地タイプを変更する。沸騰/Boilなど、基本土地タイプを狙い撃ちにする色対策カードに対する対策として使える。
- 土地から生み出される色マナの色を変えてしまう事ができるので、単色デッキ相手に1ターンだけ色マナを封じるとか、自分の土地から出るマナの色を変えるなどトリッキーに働く。これを利用し、「島」を「沼」にすると宣言し、デッキに1枚挿しされた生命吸収/Drain Lifeで相手を吸い殺す事があった。
- 以前は、「すべての土地はそのカード名と同じ名前の土地タイプを持つ」というルールがあった。そのため各種特殊地形も2番目のモードで基本土地タイプに変える事ができた。現在は土地タイプを持つ特殊地形にしか干渉することはできないが、代わりにウルザの/Urza'sを持つ土地をまとめて変えることができる。土地タイプの項も参照。
- 当時の青のパーミッションデッキの主力である鋼のゴーレム/Steel Golemを戦場から退避させて、除去から保護したり、一時的にデメリットを消したりした。
- 一部のアーティファクトは、これにより使い回しができる。例えばネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskは、自身の破壊がコストではなく効果の一部なので、能力を起動し解決前にフェイズ・アウトさせれば戦場に残る。
- 対戦相手のアーティファクトを対象にして妨害することも可能。実際、アジア太平洋選手権98で、アップキープに魔力の櫃/Mana Vaultをフェイズ・アウトさせてパンデモノートコンボの成立を1ターンだけ遅らせ、それを元に対戦相手を投了に追い込むというプレイングがあった。
- 現在ではスタイフルノートにおいてファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian DreadnoughtのCIP能力の踏み倒しに用いられることがある。フェイズ・インしたパーマネントのCIP能力は誘発しないことを利用している。戦場に出るときだけでなく、ドレッドノートを除去から守るためにも使えるため無駄にならない。
関連カード
サイクル
- 希望の魔除け/Hope Charm
- 幻視の魔除け/Vision Charm
- 葬送の魔除け/Funeral Charm
- かまどの魔除け/Hearth Charm
- エメラルドの魔除け/Emerald Charm