North Star
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North Star (4)
アーティファクト
アーティファクト
(4),(T):このターン、呪文1つについて、その呪文のマナ・コストを支払うのに、マナを他の任意のタイプのマナであるかのように支払ってもよい。(追加コストは通常通り支払う。)
起動したターンの間、1つの呪文をマナのタイプを無視して唱えられるようにするアーティファクト。例えばスリヴァーの女王/Sliver Queenなら「色に関係なく5マナ」あればいいということ。
確かに唱えやすくはなるのだが、マナ・コストが4マナでさらに4マナの起動コストが必要となる。例えば上記スリヴァーの女王を出すには9マナがいることになり、別の例なら白騎士/White Knightは6マナである。これだけの無駄が許されるなら、もっと軽くて使いやすいマナフィルターを利用したほうが良い。
このカードが作られたレジェンドは、多色カードが初めて採用されたエキスパンション。デュアルランドは現役だったとはいえ、それ以外にまともな多色地形やマナ・アーティファクト、マナフィルターもほとんどない時代であり、これらを豊富に使える後世に比べれば、はるかに多色カードを唱えるのは大変だった。しかし、当時はそこまでして使いたい多色カードも無く、重すぎるために使われていなかった。
- 注釈文にもある通り、追加コストに対してはこの能力が適用されない。
- 大量の無色マナを生み出せるウルザランドと併用すれば活用できるかもしれない。
- 一時期、「点数で見たマナ・コストに等しい量の無色マナ」での支払いしか許可されておらず、色マナで支払うことができないルール文章になっていた。2007年1月のオラクル変更により、カードに印刷された通りの能力に戻された。
- その時期には代替コスト能力であったため、マナ・コストの無いカードをNorth Starの起動コストのみで手札から直接唱えられた。現在はマナをどのタイプのマナでもあるかのように支払いを許可するだけなので、そのようなことはできない。
参考
- 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time 第6位(Braingeyser)
- コスト変更カード
- カード個別評価:レジェンド - レア1