プロツアー「霊気紛争」
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プロツアー「霊気紛争」/Pro Tour Aether Revoltは、2017年にアイルランド・ダブリンで開催された、スタンダードとブースター・ドラフトのプロツアー。2016-17シーズンに発足したプロツアー・チームシリーズの開幕戦である。
霊気紛争参入と3枚の禁止カード指定によりスタンダード環境は激変。サヒーリコンボと黒緑巻きつき蛇が本命と見られていたが、初日の使用率ではマルドゥ機体(タッチ青含む)が22.4%で最多となり、ジェスカイ・サヒーリは16.9%で2位(サヒーリコンボ全体で見れば24.7%で1位)、黒緑巻きつき蛇は15.5%で3位(黒緑アグロ全体で見れば24.5%で2位)となった(参考/翻訳)。
2日目進出率では、強くメタられていたジェスカイ・サヒーリが36.1%に留まる一方で、あまりマークされていなかったマルドゥ機体は75.8%を記録(参考/翻訳)。最終的にTop8に6人を送り込む活躍を見せた。
決勝にはチーム「DEXThird」のLucas Esper Berthoudとチーム「DEX Army」のMárcio Carvalhoが進出し、プロツアー・チームシリーズの開幕戦で同じスポンサーのチーム同士の決勝戦が実現。Lucasがマルドゥ機体のミラーマッチを制し、スタンダード部門12戦全勝で優勝を飾った。
- このプロツアーで開幕したプロツアー・チームシリーズでは、日本からは殿堂プレイヤーを中心とした「Last Samurai」、Team Cygamesのメンバーを中心とした「Musashi」、Hareruya Prosのメンバーで構成された多国籍チームの「Hareruya」の計3チームが参加した(参考/翻訳)。
- ベスト8中に、屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger31枚。全てのデッキが黒を使い、全てのデッキが屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scroungerを入れているということである。
- 日本人最高位は行弘賢の第12位。
- 召喚酔いにより実際にはダメージを与えられなかったことに気づいていながら、故意に対戦相手の違反の見逃しを行って有利を得ようとしたとして、Brock Parkerが失格処分を受けた(参考/翻訳)。
基本データ
- 日時:2017年2月3日~2月5日
- 会場:Royal Dublin Society
- フォーマット:混合
- 1日目:ブースター・ドラフト(霊気紛争×2+カラデシュ×1)3回戦、スタンダード(戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック)5回戦
- 2日目:ブースター・ドラフト3回戦、スタンダード5回戦
- 3日目(決勝ラウンド):スタンダード
- 参加者数:424名
上位入賞者
- 優勝 Lucas Esper Berthoud (マルドゥ機体)
- 準優勝 Márcio Carvalho (マルドゥ機体)
- 第3位 Donald Smith (マルドゥ機体タッチ青)
- 第4位 Eduardo Sajgalik (マルドゥ機体タッチ青)
- 第5位 Liu Yuchen (マルドゥ機体タッチ青)
- 第6位 Paulo Vitor Damo da Rosa (マルドゥ機体タッチ青)
- 第7位 Jan Ksandr (黒緑昂揚アグロ)
- 第8位 Martin Jůza (ジャンド・エネルギー・アグロ)
参考
- Heart of Berthoud(公式サイト、英語)
- プロツアー『霊気紛争』 イベントカバレージ(mtg-jp)
- トーナメント記録
2017シーズン | |||||||
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世界選手権 - ワールド・マジック・カップ | ||||||
国別選手権 | 日本 - イングランド - アメリカ | ||||||
プロツアー | プロツアー「霊気紛争」(ダブリン) - プロツアー「アモンケット」(ナッシュビル) - プロツアー「破滅の刻」(京都) - プロツアー「イクサラン」(アルバカーキ) | ||||||
グランプリ |
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その他 | チームシリーズ決勝 - SSSチャンピオンシップ - ヴィンテージ - レガシー - ヨーロッパヴィンテージ - ヨーロッパレガシー - Finals | ||||||
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