炎矢師、ハラー/Hallar, the Firefletcher

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Hallar, the Firefletcher / 炎矢師、ハラー (1)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 射手(Archer)

トランプル
あなたが呪文を唱えるたび、その呪文がキッカーされていた場合、炎矢師、ハラーの上に+1/+1カウンターを1個置く。その後、炎矢師、ハラーは各対戦相手にそれぞれ、これの上に置かれている+1/+1カウンターの総数に等しい点数のダメージを与える。

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トランプルに加え、キッカーされた呪文唱えるたびに強化及び各対戦相手への火力誘発する伝説のエルフ射手

戦闘要員としては元々悪くないスペックを持っている上に、自身の誘発型能力ライフを削ることに直結しているためかなりの速度で打点を上げていける。火力の点数はこれ自身の上に置かれている+1/+1カウンターの数に等しいため、キッカーされた呪文を唱えるたびに火力も強くなるほか、自身の能力以外によって置かれた+1/+1カウンターも参照するため、+1/+1カウンターによる各種の強化手段とも相性が良い。更にトランプルのおかげで、サイズアップしてもチャンプブロックで凌がれづらいのが嬉しい所。

最大のネックはやはり呪文をキッカー込みで唱えなければ誘発しない点。どれだけ+1/+1カウンターを乗せてもキッカーされた呪文を唱えなければ火力は飛ばないため、必然的に呪文はキッカー前提となる。ドミナリアに収録されているキッカー呪文の多くはキッカー込みだと5マナ以上と重いので、どうしてもテンポを阻害しがち。一回でも誘発できれば3マナ4/4トランプル+1点火力と充分な性能であるため、無理に狙いすぎず誘発したらラッキー程度に考えておく方が良いかもしれない。

リミテッドにおいてはマナも伸びやすく膠着しやすいため、呪文をキッカー込みで唱えることも難しくはなく、トランプル持ちの強化や本体火力も膠着の打破に役立ってくれる。これを採用するならキッカー呪文の優先度も高くしておきたい。構築においてはキッカー呪文を多く採用するのは容易であるものの、自身の除去耐性の低さもあってあまり当てにはし辛い。一方でシナジーも豊富であり、特に巻きつき蛇/Winding Constrictorと組み合わせれば強化速度もダメージも倍になっていくため、かなりの爆発力を秘めている。

ルール

関連カード

サイクル

ドミナリアアンコモンの2伝説のクリーチャーサイクル

ストーリー

ハラー/Hallarラノワールのエルフ/Llanowar Elf。ノンバイナリー(男女どちらでもない性別認識)であり、性別を特定しないエルフ語の代名詞を用いる[1]

マーウィン/Marwynが対立するエルフェイム/Elfhameの和平交渉を成し遂げた伝説的な夜、ハラーは生まれた[2]。その慎重に制御された炎の魔法はラノワールでも独特なもので、炎の矢として燃え、絆で結ばれたカヴー、セラハネ/Serahaneの目に燃えている[3]

脚注

  1. TwitterKelly Digges
  2. Twitter(Kelly Digges)
  3. ドミナリアの伝説たち

参考

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