ドローエンジン
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ドローエンジンとは、一度使ったら終わりのドローカードとは違い、何度もカードを引くことができるカードやギミックの総称。
破壊などされない限り半永久的に引き続けられるものだけを指すこともあるが、そこまでいかなくても繰り返しハンド・アドバンテージを得られるカードやギミックであればドローエンジンと呼ばれる場合が多い。
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概要
新しいデッキが生み出される際に、しばしばドローエンジンがデッキの根幹となる場合も多い。例としてはネクロディスク、よりよい品物、CALなど。
色によるドローエンジンの特徴は以下の通り。白と赤には長らくドローエンジンと呼べるものはほとんど存在しなかったが、色の役割の変遷に伴い少しずつ登場してきている。
- 白 - 色の役割上、直接的なドローが最も苦手な色であるため、数は最も少ない。装備品やオーラなど、限られたサブタイプやカード・タイプに関連してドローするものが多い(コーの精霊の踊り手/Kor Spiritdancer、上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificerなど)。
- 青 - 起動コストやマナ・コストにいくらかのマナを必要とする事が多いが、デメリットや癖が最も少ない(ミューズの囁き/Whispers of the Muse、幽体の船乗り/Spectral Sailorなど)。
- 黒 - ドローにライフを要求してくる(ネクロポーテンス/Necropotence、闇の腹心/Dark Confidantなど)。
- 赤 - 直接的なドローではなく衝動的ドローの形を取る(紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster、前哨地の包囲/Outpost Siegeなど)。
- 緑 - クリーチャーに関係するもの、何かの行動に誘発してドローするものが多い(よりよい品物/Greater Good、新緑の女魔術師/Verduran Enchantressなど)。
- アーティファクト - マナ及びタップを必要とするものが多い。あるいは、対戦相手にもドローさせてしまうような、デメリットが多少なりある(ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome、吠えたける鉱山/Howling Mineなど)。
- 土地 - 古くはLibrary of Alexandriaのような規格外の性能のものが存在したが、現在では強力になりすぎない性能に抑えられている。アーティファクトと同様、一癖あったり起動コストが重いものが多い(海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea、オラーズカの拱門/Arch of Orazcaなど)
主な該当カード
- ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome
- 呪師の弟子/Jushi Apprentice
- 貴重な収集品/Treasure Trove
- 洞察の王笏/Scepter of Insight
- 闇の腹心/Dark Confidant
- よりよい品物/Greater Good
- 吠えたける鉱山/Howling Mine
- 精神の渦/Psychic Vortex
- ネクロポーテンス/Necropotence
- 知識の井戸/Well of Knowledge
- ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena
- 墓生まれの詩神/Graveborn Muse
主な該当ギミック
- 森の知恵/Sylvan Library+豊穣/Abundance (カウンターオース)
- 踏査/Exploration+どん欲の角笛/Horn of Greed (ターボランド)
- 覚醒/Awakening+ミューズの囁き/Whispers of the Muse (アウェイクニング)
- 壌土からの生命/Life from the Loam+サイクリングランド (CAL,発掘サイカトグ等)