旗印/Coat of Arms
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Coat of Arms / 旗印 (5)
アーティファクト
アーティファクト
各クリーチャーは、それと共通のクリーチャー・タイプを少なくとも1つ持つ、戦場に出ている他のクリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。(例えば、2つのゴブリン(Goblin)・戦士(Warrior)と1つのゴブリン・シャーマン(Shaman)が戦場に出ている場合、それらはそれぞれ+2/+2の修整を受ける。)
クリーチャー・タイプを参照してパワーとタフネスを上げるアーティファクト。例えば、1/1のエルフが4体いれば、全部が+3/+3の修整を受け4/4になる。
当然、1つのクリーチャー・タイプばかりを集めた部族デッキとの相性が良い。また、苗木対立も苗木トークンが大量に並ぶので有効。ただし対戦相手も恩恵を受けてしまうので、お互い部族デッキだと、出した側が損をした気分になる分使いづらい。そのため、さながら踏み荒らし/Overrunのように、戦場に出したターンにゲームを決めるエンドカードのように使われることもしばしば。クリーチャー・タイプを1種類に書き換える奸謀/Conspiracyとのシナジーは強烈。
部族をテーマとしたオンスロート・ブロックをデザインするキッカケになったカードでもある。このカードが使われていることから、部族テーマは人気が出ると判断したのだとか。
- 後に装備品版の石鍛冶の傑作/Stoneforge Masterworkが作られた。ただしそちらは装備しているクリーチャーのみに修整を与える。
- 蛇かご/Snake Basketと併用すると、XマナでX/Xの蛇トークンがX体生成される。
- 英語名であるCoat of Armsは、西洋の紋章のことで、兵士がどの軍勢か見分けがつくように盾に描かれた模様から発祥した。エクソダス版のイラストは実際に旗に描かれているので、「旗印」は日本の文化に合ったうまい訳だが、第7版のイラストでは、旗はどこへいったのか不思議に思う人もいるだろう。
- 統率者戦用セットのエキスパンション・シンボルも旗印である。
ルール
- 多相をもつクリーチャーなら戦場にいる(クリーチャー・タイプを1つ以上持つ)他のクリーチャーの数だけ強化される。