吠え群れの笛吹き/Howlpack Piper
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クリーチャー — 人間(Human) 狼男(Werewolf)
この呪文は打ち消されない。
(1)(緑),(T):あなたは、あなたの手札にあるクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。それが狼(Wolf)や狼男(Werewolf)であったなら、吠え群れの笛吹きをアンタップする。起動はソーサリーとしてのみ行う。
日暮(プレイヤーが自分のターンに呪文を唱えなかったなら、次のターンに夜になる。)
Wildsong Howler / 野生の歌を吠えるもの
〔緑〕 クリーチャー — 狼男(Werewolf)
このクリーチャーが戦場に出るか野生の歌を吠えるものに変身するたび、あなたのライブラリーの一番上にあるカード6枚を見る。あなたはその中からクリーチャー・カード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
夜明(プレイヤーが自分のターンに2つ以上の呪文を唱えたなら、次のターンに昼になる。)
日暮/夜明で変身する両面カード。打ち消されず、第1面はエルフの笛吹き/Elvish Piper能力を持つ人間・狼男。第2面はETBと変身で自然との融和/Commune with Nature系のクリーチャー濾過を行う狼男。
第1面は打ち消されず、能力によって唱えずにクリーチャーを戦場に出せるため打ち消しに対して非常に強い。さらに狼男ならアンタップにより連続起動を狙えるため、展開と夜への移行を両立させることが可能である。もちろん狼男と関係のない重量級クリーチャーのコストを踏み倒すためにも使ってもよい。ただし、エルフの笛吹きよりマシになったとはいえP/Tは貧弱なので除去には注意。
第2面は第1面で消費した手札を補充することができる。こうして補充したクリーチャーを唱えることで再び第1面に戻り、また手札が尽きれば第2面になって手札を再補充する……といったデザイン。
各面の能力は強力で互いに相性も良いが、それぞれ全く異なる能力であるため肝心な時に目当ての面が使えない場合があるという弱点にもなりうる。これを使用するデッキでは昼夜の制御を意識した構築にしたり、各面と似た働きをできるカードを入れておいてこのカードに依存しきらないようにするなどの工夫も必要だろう。