創発的配列/Emergent Sequence
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2021年12月29日 (水) 21:15時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
Emergent Sequence / 創発的配列 (1)(緑)
ソーサリー
ソーサリー
あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。その土地は緑青の0/0のフラクタル(Fractal)・クリーチャーになる。それは土地でもある。それの上に、あなたがこのターンにあなたのコントロール下で戦場に出した土地と同じ数の+1/+1カウンターを置く。
スタンダードではご無沙汰となっていた2マナの土地加速呪文。効果は途中まで不屈の自然/Rampant Growthで、戦場に出した基本土地に+1/+1カウンターを置いてクリーチャー化する覚醒のような効果が付いてくる。実質的に2マナでタップインのマナ・クリーチャーであり、そのターンに土地をプレイできていなければ1/1、1枚プレイして2/2のクリーチャーになる。
登場時のスタンダードには冬を彫る者/Sculptor of Winterをはじめとした2マナ域のマナ・クリーチャーがすでに複数存在しており、土地加速を多用するデッキでは加えて水蓮のコブラ/Lotus Cobraも競合相手となってくるため、扱いはやや難しい。2マナのアクションを重視してこれらと併用することも考えられるが、このカード独自のメリットを見出すのであれば、条件次第で3/3以上のサイズになれる点・ソーサリーや土地としてカウントされる点・+1/+1カウンターを用いる点などを活かすこととなるか。
- 土地を場に出すソーサリーやマナ・クリーチャー自体は緑の定番のカードだが、両方の性質を兼ね備えているというのは非常に珍しい。ソーサリーであることから魔技の誘発条件となり、土地であることからコントロールしている土地の数を参照する能力のサポートとなり、さらにクリーチャーとしての性質から生物数学者/Biomathematicianやターナジール・クアンドリクス/Tanazir Quandrixらの恩恵を受けられる、というクアンドリクス大学/Quandrix Collegeらしさに溢れたカード。
- クリーチャー化した後も土地として扱うので「土地以外」を対象とする除去は受けない。