冬を彫る者/Sculptor of Winter
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氷雪土地をアンタップさせる起動型能力を持った氷雪クリーチャー。
起こせるのが氷雪土地に限定された代わりにパワーが上がった旅するサテュロス/Voyaging Satyr。そちら同様、変則的なマナ・クリーチャー枠を担当するシステムクリーチャーである。氷雪中心のデッキ専用になってしまった一方、序盤戦力として十分な2/2のP/Tを得た点は大きい。自身が氷雪でもあるため氷雪関連のシナジーにも期待できる。
スタンダードでは、ローテーション後の緑単アグロに採用される場合がある。切り札のエシカの戦車/Esika's Chariotへ3ターン目に繋げる役割を期待される。絡みつく花面晶体/Tangled Florahedron、水蓮のコブラ/Lotus Cobraが競合相手としてデッキスロットを争うが、吹雪の乱闘/Blizzard Brawlの条件補助やオーラになった老樹林のトロール/Old-Growth Trollとシナジーを持つ点が長所。棘平原の危険/Spikefield Hazardに耐性があるのも大きい。
リミテッドでは氷雪デッキを組むのになくてはならない存在。氷雪マナのダブルシンボル供給も簡単になる。上述した利点のほかにもエルフの部族シナジーも期待できるなど、幅広く活躍が期待できる良コモン。
- 単体では霧氷守り/Rime Tenderの下位互換。ただしこちらは「他の」という条件がついていないため、何らかの手段でこれを土地化すれば能力の起動とアンタップを好きなだけ繰り返せる。登場時のスタンダードでは野生の魂、アシャヤ/Ashaya, Soul of the Wildと蜘蛛化/Arachnoformと厚顔の無法者、マグダ/Magda, Brazen Outlawで宝物トークンを無限生成できる。
- マナ生産に関連する能力を持ったエルフとしては珍しく、ドルイドではなくならず者である。隣接するゼンディカーの夜明けのパーティーメカニズムを考慮しての選定と推察される。