クロクサとクノロス/Kroxa and Kunoros

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2023年5月7日 (日) 11:45時点におけるMenchi (トーク | 投稿記録)による版
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Kroxa and Kunoros / クロクサとクノロス (3)(赤)(白)(黒)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 巨人(Giant) 犬(Dog)

警戒、威迫、絆魂
これが戦場に出るか攻撃するたび、あなたはあなたの墓地にあるカード5枚を追放してもよい。そうしたとき、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それを戦場に戻す。

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赤白黒伝説のクリーチャーコンビは、テーロス/Therosよりクロクサ/Kroxa黒赤)とクノロス/Kunoros白黒)。ETB攻撃誘発でクロクサの脱出に似たリアニメイトを行う。

クノロスが持つ3種のキーワード能力も備えたファッティであり、攻撃誘発と警戒威迫の相性が良好。ブロッカー1体では止めることができず、色の組み合わせ除去を得意とするものばかりなのもあり、複数回の誘発も夢では無い。逆にこれ自身の攻撃ではタップせず、むしろクリーチャーが増えることで守りをしっかり固められる。絆魂お得意のスーサイド系の呪文を扱いやすくなり、繰り返しボード・アドバンテージを稼ぎながらライフ・アドバンテージの差をつけていくことができる。

リアニメイトは墓地カードを5枚追放するのが条件。本体をフレンチバニラとしてみた場合、登場時のスタンダード現在のリアニメイトの基準コストである5マナに強力極まるフレンチバニラが1マナで付いてくる、と考えれば、盤面上はかなりお得なカードである。但し、リアニメイトするクリーチャーも含めて6枚ものカードが墓地を離れるため、ETBはともかく、攻撃時にまで蘇生を目指すのならば、黒系の切削や赤系のルーティングなどでのサポートが必要不可欠。にもかかわらず、墓地肥やしを最も得意とする緑黒、青黒のどちらにも属さないため、リアニメイトを何度も起動する運用はかなり難しいだろう。また着地までの期間に1、2枚墓地を追放されただけでもETBの発動すらままならなくなる点にも注意が必要。 このカード自体には除去耐性等はないが、リアニメイトがきちんと起動できれば全体コストは黒字であるし、上述の通り何度も効果を起動できるタイプのカードではないため、弱点とは言えないだろう。

リミテッドではキーワード能力3種を持つファッティというだけでも一定の圧はある。自由に除去を採用できないため、クリーチャー同士の戦闘で討ち取られる危険は大きいものの、これ自身も一定のパワーがあるためチャンプアタックにはなりづらい。そして対戦相手も除去手段が限定されることから攻撃前に排除されるリスクが下がり、1:1以上の交換をしながら対処されてしまったクリーチャーを2、3体も再利用できれば高いコスト・パフォーマンスを発揮できるだろう。

登場時のスタンダードでは鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breakerを軸に据えた赤黒系のリアニメイトデッキが隆盛を極めており、このカードの採用可能性もあるものの、リアニメイトするカードの強さより先んじてリアニメイトを成功させることの重要性が高く、他のリアニメイトカードより1マナ重いこのカードの採用例はあまり見られない。

関連カード

サイクル

機械兵団の進軍の2人のキャラクターがコンビになった伝説のクリーチャーサイクルレアに2色の組み合わせの10枚が、神話レアに楔の3色の組み合わせの5枚が存在する。

これらのストーリー上での扱いは公式記事の『機械兵団の進軍』の伝説のチームたちを参照。

レア
神話レア

ジャンプスタート・ブースター用カードにも単色スーラクと殺し爪/Surrak and Goreclawが存在する。

参考

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