ウェザーライトの艦長、ジョイラ/Jhoira, Weatherlight Captain
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
あなたが歴史的な呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。(歴史的とは、アーティファクトと伝説と英雄譚(Saga)のことである。)
3/3ウルザ・ブロック、インベイジョン・ブロック、時のらせんブロックにも登場した練達の工匠ジョイラ/Jhoiraが、未来予知から11年の時を経て、ウェザーライト/Weatherlightの艦長として二種類目のカード化。1200年もの時を生き、多くの歴史を見てきた彼女に相応しく、歴史的な呪文を唱えるたびにドローがついてくる。
全てのアーティファクト呪文がキャントリップ化するため、0マナカードも多いアーティファクトを次々に唱えて手札を補充する、チェイン・コンボのエンジンとしての役割を担える。また強力だが隙が大きくなりがちな伝説のクリーチャーやプレインズウォーカー、英雄譚にキャントリップがつくため、それらを多用するデッキでカード・アドバンテージを稼ぐことも出来る。
戦場に出た時ではなく唱えた時に誘発するため、踏み倒しやトークンでは誘発しないものの、打ち消しに対して強くなっている。
登場時のスタンダードでは、アーティファクトを主軸にしたカラデシュ・ブロックと同居しているのが追い風であるが、0マナアーティファクトはさほど多くないのが難点。コンボというよりアドバンテージエンジンとしての運用が主となるか。モダンやエターナルではコンボの幅も広がるが、同時に自身の重さと除去耐性の低さが課題となる。一方、統率者戦では有力な統率者候補となる。
スタンダードでは、このカードのために赤をタッチしたタイプの逆説ストームで採用されることがあった。
リミテッドでは、歴史的なカードを多く集められるとは限らず、数合わせのためだけにアーティファクトを入れて弱いカードばかり引くことになっては本末転倒。上手く構築できれば強力なアドバンテージエンジンになるが、自身が4マナ3/3と突出したスペックではないため、ドミナリアでの他の数々のボムと比べると使い辛い。
- ヴィダルケンの大魔道士/Vedalken Archmageが多色化したことで性能が良くなった上位種のような存在。類似能力を持つカードは大抵ルーターだったり装備品のみなどの条件が指定されているのと比べ、幅広く誘発条件を満たせてクセなく使えるのは珍しい。
- 未来予知版であるギトゥのジョイラ/Jhoira of the Ghituは彼女の工匠としての面を描けていなかったということを開発部は気にしており、今回ようやく工匠らしくアーティファクトに関連した能力を与えられるに至った[1]。トップダウン・デザインも参照。
- スマートフォンアプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」のコラボレーションの一環として、このカードがモンスターとしてゲスト参戦した[2]。特殊技名は修繕と精神の願望。
[編集] 関連カード
- ギトゥのジョイラ/Jhoira of the Ghitu
- ウェザーライトの艦長、ジョイラ/Jhoira, Weatherlight Captain
- 老いざる革新者、ジョイラ/Jhoira, Ageless Innovator
[編集] ストーリー
詳細はジョイラ/Jhoiraを参照。
[編集] 参考
- ↑ RETURNING HOME/懐かしの地に(Making Magic 2018年4月2日 Mark Rosewater著)
- ↑ カーンにチャンドラ、ニコルも登場!? パズル&ドラゴンズ×マジックコラボ、6月25日(月)より始動!(こちらマジック広報室!! 2018年6月25日)