断末魔の幻影/Final-Word Phantom

提供:MTG Wiki

2024年3月7日 (木) 00:47時点におけるYoidome (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索


瞬速飛行を持つスピリット探偵対戦相手終了ステップ中なら、呪文を瞬速を持つかのように唱えることを許可する能力を持つ。

カード・タイプなどの指定なしにインスタントプレイを許可するカードの中では3マナ軽く予期の力線/Leyline of Anticipation等と異なり自身も瞬速を持つので奇襲性も高い。また、自身がタフネス4と固めのブロッカーになるので、どうしてもインスタントプレイが必要な局面でなくとも、とりあえず出しておくだけで最低限の仕事ができる点もポイント。

一方でインスタントプレイ能力のみに着目すると、終了ステップという制約があるので「コンボ対応してソーサリー除去でパーツを除去する」「インスタント・タイミングブロッカーを出し戦闘の計算を狂わせる」といった使い方はできない。また、一部の強化手段などターン終了時まで持続する効果も意味がなくなりやすい。一方での直前のアクティブ・プレイヤーの終了ステップにクリーチャーを出すことでの疑似速攻や、相手がフルタップになった隙を見て重要な呪文を捻じ込むといったことには支障がない。

以上より、ブロッカーとして時間を稼ぎつつ、強力な呪文を押し付ける際の隙を減らせる、やや遅めのデッキ向けのカードと言える。

統率者戦の場合、他のインスタントプレイカードと同様に対戦相手がフルタップになった隙にコンボを始動する手段として役立つ。また、統率者も唱えることを許可してくれるため、出た直後が隙になりがちな重い統率者も扱いやすくなる。

参考

MOBILE