陰影鎧
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陰影鎧/Umbra Armor | |
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種別 | 常在型能力 |
登場セット | エルドラージ覚醒 プレインチェイス2012 統率者2018 モダンホライゾン モダンホライゾン3 |
CR | CR:702.89 |
陰影鎧/Umbra armorは、エルドラージ覚醒で初登場したキーワード能力。オーラが持つ常在型能力である。かつては族霊鎧/Totem Armorという名称だった。
Hyena Umbra / ハイエナの陰影 (白)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに先制攻撃を持つ。
陰影鎧(エンチャントされているクリーチャーが破壊される場合、代わりにそれからすべてのダメージを取り除き、このオーラ(Aura)を破壊する。)
Umbra Mystic / 陰影の神秘家 (2)(白)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたがコントロールするパーマネントにつけられているオーラ(Aura)は陰影鎧を持つ。(あなたがコントロールするエンチャントされているパーマネントが破壊される場合、代わりにそれからすべてのダメージを取り除き、それにつけられているオーラを1つ破壊する。)
2/2定義
陰影鎧/Umbra Armorは、「エンチャントされているパーマネントが破壊される場合、代わりにそれが負っているすべてのダメージを取り除いてこのオーラを破壊する。」を意味する。
解説
オーラを犠牲にしてエンチャントしているパーマネントを守る能力であり、オーラ全般にあるアドバンテージの喪失しやすさを軽減している。
この能力を持つカードはすべてカード名に「陰影/Umbra」という語がつく。
- 「クリーチャーの破壊をオーラが肩代わりする」という発想は、フォールン・エンパイアの従者スラル/Thrull Retainerにまで遡ることができる。また、似た挙動のカードとして、まやかしの死/False Demiseやスクイーの抱擁/Squee's Embraceなどがある。
名称の変更
初出時は族霊鎧/Totem Armorという名称だったが、2023年に名称変更が予告され[1]、モダンホライゾン3にて再登場した際に現在の名称に改められた。同時に行われたオラクル更新で既存の族霊鎧は陰影鎧に置き換えられた。名称のみの変更であり、機能に変化はない。
ルール
- この能力は強制である。適用しないことを選べない。
- 破壊ではない方法で墓地に置かれることに対しては機能しない。
- そのオーラを誰がコントロールしているのかは問わない。エンチャントしているパーマネントとコントローラーが異なっていても、問題なく機能する。
- 一つのパーマネントに陰影鎧を持つオーラが複数エンチャントされている状態でそれが破壊される場合、それらのオーラのうち一つのみが破壊される。どれが破壊されるかは、パーマネントのコントローラーが選ぶ。
- エンチャントしているパーマネントに再生の盾が生成されている場合、破壊される際に再生と陰影鎧のどちらを適用するか選ぶ。選ばなかった方は適用されず、次の破壊を待つことになる。
- 陰影鎧を持つオーラに再生の盾が生成されている場合、陰影鎧によって破壊されようとするオーラは再生され、結果的に何も破壊されないことになる。
- 陰影鎧を持つオーラとそれがついているパーマネントが同時に破壊されようとする場合でも、陰影鎧はそのパーマネントの代わりに破壊され、結果パーマネントは破壊されずに済む。このときそのオーラは同時に2回分の「破壊する」を適用されることになるが、結果は1回破壊されるのと同じである。例えば、そのオーラを再生しようとするときに必要な再生の盾は一つだけである。
- 呪文や能力がパーマネントを破壊しようとして、代わりに陰影鎧を持つオーラが破壊された場合、その呪文や能力は「そのオーラを破壊した」ということになる。
- ダメージによる破壊は状況起因処理によるものであり、呪文や能力によるものではないことに注意。