ギガントサウルス/Gigantosaurus
提供:MTG Wiki
5マナ10/10という強烈なマナレシオを持つ恐竜。ラッシュウッドの精霊/Rushwood Elementalに次ぐ、史上2枚目の単色クウィンタプルシンボル。
ペナルティ能力なしでマナレシオは2と破格だが、色拘束も強烈なため緑単かタッチ程度の準緑単でなければ採用は難しく、非常にデッキを選ぶ。またバニラでしかないため、除去やチャンプブロックに弱く、他のカードで上手くサポートしたいところ。単体除去を弾く顕在的防御/Blossoming Defenseやトランプルを付与できる不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable・攻撃的なマンモス/Aggressive Mammoth、赤をタッチすることになるが速攻を付与できるレギサウルスの頭目/Regisaur Alphaが候補になるか。
除去が少ないリミテッドでは、強力なフィニッシャーとなりえる。生半可な火力をものともせずチャンプブロックを半強制させるサイズは盤面を制圧しかねない。とは言え、緑単色デッキで十分なデッキパワーを維持できるほど偏ったカードプールになることは稀。ブースター・ドラフトならまだ可能性はあるが、シールドではよほど強いこだわりがない限り、採用を見送るのが無難。
Magic: The Gathering Arenaでは、初期配布デッキに含まれているので、カード資産が少ないうちは格闘系除去との併用で意外と活躍してくれる。
これ一枚で緑への信心を5も加算することから、モダンにおける緑単信心デッキにて採用された実績がある。
- 類似カードに融合の精霊/Fusion Elementalがある。そちらも5マナバニラで色拘束が強烈(5色必要)だが、アンコモンゆえか、サイズは8/8とやや控えめである。
- 基本セットでは初のクウィンタプルシンボルである。色マナの数だけなら5色カードの巣主スリヴァー/Sliver Hivelordから2枚目。
- イラストでは、翼竜ともドラゴンともつかないクリーチャーを片足で軽々と踏みつぶしており、10/10のサイズに違わぬ凄まじい巨大さを見せつけている。
- フレイバーテキストでも、やはりその巨大さがビビアン・リード/Vivien Reidの口から語られている。これほどの巨大な動物に対して、近づいて観察することを平然と提案するビビアンは流石と言うほかない。
「歯の一本一本が馬ほどの長さで、新しい歯が16日おきに生えてくるの。もっと近くで見てみましょう。」― ビビアン・リード
- ファウンデーションズではフルアート版で再録された。
[編集] 参考
- ギガント・オーラ(スタンダード) 岩SHOWの「デイリー・デッキ」 2018年8月6日 岩SHOW著
- バニラクリーチャー
- カード個別評価:ファウンデーションズ - レア (Starter Collection)
- カード個別評価:基本セット2019 - レア