地区のマスコット/District Mascot
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クリーチャー — 犬(Dog) 乗騎(Mount)
このクリーチャーは+1/+1カウンター1個が置かれた状態で戦場に出る。
(1)(緑),このクリーチャーの上から+1/+1カウンター2個を取り除く:アーティファクト1つを対象とする。それを破壊する。
このクリーチャーが騎乗された状態で攻撃するたび、これの上に+1/+1カウンター1個を置く。
騎乗1
騎乗された状態で攻撃すると+1/+1カウンターが乗り、+1/+1カウンター2個と引き換えにアーティファクトを除去できる犬・乗騎。
出た直後は1マナ1/1と緑にしては貧弱だが、1ターン目にこれを出し、2ターン目に出したクリーチャーを騎乗させて殴ればその時点で2/2と標準以上の性能になる。
機体にフォーカスされた霊気走破のリミテッドでも便利な1枚。先攻1ターン目に着地し走り出せば手の付けられないサイズに育つのはもちろん、終盤でも騎乗された状態で攻撃しブロックされる前にアーティファクトを割ることで弱めの酸化/Oxidizeとして最低限の仕事はしてくれる。機体でないアーティファクトに触れる除去がカードプールにそう多くないためこれだけでも価値は低くない。 +1/+1カウンターを乗せる汎用的な手段に乏しい環境ではあるが、白緑デッキなら果敢な整備士/Daring Mechanicやアラクリアの魂、ラゴリン/Lagorin, Soul of Alacriaのサポートを受けられ、峡谷の跳躍者/Canyon Vaulterで飛行を付与できれば地上クリーチャーが並んでいても強化を期待しやすい。機体やアーティファクト・クリーチャーが多い環境なので乗ったカウンターをボード・アドバンテージに還元することも難しくなく、相手のデッキによってはこれ1枚でほぼ完封する展開すら生じうる。
構築に目を向けても、少なくとも本人の強化は無駄にならないし、登場時のスタンダードにも強力なアーティファクトは豊富に存在する。実際に登場直後の時点でメインデッキからの採用が見られるが、単独のマナレシオは低いので採用枚数については多少ばらつきがある。