峡谷の跳躍者/Canyon Vaulter
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Canyon Vaulter / 峡谷の跳躍者 (1)(白)
クリーチャー — コー(Kor) 操縦士(Pilot)
クリーチャー — コー(Kor) 操縦士(Pilot)
あなたのメイン・フェイズ中にこのクリーチャーが乗騎(Mount)に騎乗するか機体(Vehicle)に搭乗するたび、ターン終了時まで、その乗騎や機体は飛行を得る。
3/1第六隊の刃/Blade of the Sixth Pride相当の頭でっかちなクリーチャー。相手がクリーチャーが展開していない序盤はアタッカーとして活躍し、ブロッカーを並べてきたら高いパワーを活かして騎乗・搭乗しつつ飛行を付与していける。誘発タイミングの制限上、機体を対空ブロッカーにするようなことはできないので、守勢に回る前に押し切れるようなアグロ向けのカードと言える。
霊気走破のリミテッドでは機体軸の赤白や乗騎軸の緑白に向いたカード。乗騎には継続的に攻撃を通すことで真価を発揮するものが多いため回避能力を付与できるのはありがたく、2ターン目に着地し動き出すと強力な栄光荒野のオオヤマネコ/Gloryheath Lynx・金飾りのゴーダ/Gilded Ghodaの爆発力を高めてくれる点も嬉しい。機体には元から飛行を持っているものも少なくないので回避能力付与が相対的に見劣りするところもあるが、多くの機体はマナ総量に対するサイズが大きめに設定されており飛ばすだけでフィニッシャー級の働きをしてくれることも多々ある。ETB能力や常在型能力が優秀な機体をさらにフライヤーとして運用するだけでも高いライフカット性能を発揮するため、色の組み合わせごとのアーキタイプに強くこだわらずともサイズの大きい機体を確保できていれば影のフィニッシャーとして採用できる。マーシャルの路航車/Marshals' Pathcruiserが空から殴ってくるだけでもかなりの迫力。
- 飛空士の提督/Aeronaut Admiralと比べると、飛行付与に条件がつき自身は地上クリーチャーになったが、軽くなり乗騎も飛ばせるようになった。また、常在型能力のあちらと異なり誘発型能力で飛行を付与するので、除去されても不意に飛行を失うようなことがないのは強み。