Jester's Mask
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Jester's Mask (5)
アーティファクト
アーティファクト
Jester's Maskはタップ状態で戦場に出る。
(1),(T),Jester's Maskを生け贄に捧げる:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札のカードを自分のライブラリーの一番上に置く。そのライブラリーから同じ枚数のカードを探す。そのプレイヤーは、それらのカードを自分の手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
相手のライブラリーと手札の内容をすべて確認した上で、相手の手札全てを、相手のライブラリーからこちらが好きなように選んで変更できてしまうアーティファクト。つまり普通は、能力使用直後は相手の手札が腐った状態になる。うまくいけば、相手の手札をすべてライブラリーに戻させたのと同じような状態に持ち込める。
即死級のコンボデッキならばコンボスタート前の下準備に使えばかなり安定だし、普通のデッキでもドロー数枚分のアドバンテージが得られることになるだろう。タップインなのでさすがに出したターンには使えないのが弱点だが、それでもパーミッションデッキにとってはマストカウンター級。
もっとも、手札の枚数は変えられないし、相手のデッキ構成やパーマネント状況などによっては当たり外れはある。そのため、ライブラリー内の勝利手段を直接ゲームから取り除く、同じ「Jester's」の名を持つ道化の帽子/Jester's Capと比べるとあまり目立たなかったが、十分驚異的と言ってよい。
- 言い換えると、道化の帽子は「相手の勝利手段をなくしてしまう」もの。こちらのmaskは「相手の勝利手段を一時的に封じる」もの。
- 疑念の影/Shadow of Doubtを使っておくとおもしろい。
- 後に黒のソーサリーとしてリメイクされた(→頭脳いじり/Head Games)。